KADOKAWAとカカオピッコマが新たな電子マンガマガジン「MANGAバル」を発表

新たな電子マンガマガジン「MANGAバル」の登場

株式会社KADOKAWAと株式会社カカオピッコマが手を組み、2023年12月16日（月）に新しい電子マンガマガジン「MANGAバル」のサービスを開始します。このプロジェクトは、毎月1千万人以上のユーザーに利用されている「ピッコマ」プラットフォームを活用し、オリジナル連載作品を無料で提供するものです。今までにない形でコミックやノベルを楽しむことができる、まさにデジタル時代の新たな試みと言えるでしょう。

KADOKAWAとカカオピッコマが手を組む背景

KADOKAWAは79年という長い歴史を誇る出版社でありながら、近年の急速に進化するデジタル環境に対し、新たな挑戦を行っています。かつては数多くの紙媒体の漫画雑誌が存在し、数多くの作家が育成されてきましたが、現在は休刊が相次ぎ、新しい作品を発表できる場所が減ってきているのが現実です。そこで、KADOKAWAはカカオピッコマと協力し、電子マンガマガジンを通じて、新しい作品を生み出し、読者に提供できる場を創ることを目指しています。

「MANGAバル」の特徴

「MANGAバル」は、作品の更新日には誰でも最新話を無料で閲覧できる「￥0マガ」というユニークなサービスを提供します。このサービスにより、新作を皆で楽しむことができる体験をデジタル空間でも実現しようとしています。また、カカオピッコマのノウハウを活かした最適なUI（ユーザーインターフェース）とUX（ユーザーエクスペリエンス）を導入し、幅広いジャンルの作品が簡単に楽しめる環境を構築します。

幅広いジャンルの独自作品

サービス開始時には、各曜日ごとに1作品、計7作品が独占先行配信されます。作品のラインナップは以下の通りです。

- 『廻生の血盟者』(月曜日更新): 異能アクションバトルです。
- 『ステラ・テスタロッサ』(火曜日更新): イケメンインフルエンサーのスタイリッシュな戦い。
- 『噓つき陛下が私に執着する理由』(水曜日更新): 禁断の愛に落ちる巫女と王の物語。
- 『横浜アウトサイダーズ』(木曜日更新): 最凶ヤクザの息子と入れ替わる高校生。
- 『くまぐらし』(金曜日更新): ハートフルな熊のコメディ。
- 『CMYK 鮫田和王は厨二病が治せない』(土曜日更新): 青春と黒歴史が交錯するラブコメ。
- 『公爵家の愛されニセ幼女』(日曜日更新): 幼女化して溺愛される物語。

これらの作品は毎週、最新話が更新され、指定された曜日に新たなエピソードを楽しむことができます。また、過去の話も条件を満たせば無料で読むことができるようになっています。

未来のコンテンツに向けた一歩

今後、「MANGAバル」では、オリジナル作品の配信にとどまらず、作家の発掘・育成にも積極的に取り組んでいく予定です。この取り組みを通じて、世界中の読者に愛されるメガヒット作品を生み出し、広めることを目指します。

「MANGAバル」のサービスは、2023年12月16日（月）、午前11時より「ピッコマ」アプリで利用可能です。詳細な利用方法については、公式サイトやアプリ内で確認できます。電子マンガの楽しみ方が新たに進化を遂げるこの「MANGAバル」に、ぜひご注目ください。

公式サイト: ピッコマ公式
アプリダウンロード: こちらから