ゾーホージャパンが無料プラン提供、Site24x7でオブザーバビリティを実現

ゾーホージャパン、Site24x7の無料プランをリリース

2022年6月8日、ゾーホージャパン株式会社は、SaaS型フルスタック監視ツール「Site24x7」において、インフラストラクチャからアプリケーション層までの監視を実現する無料プランを発表しました。このプランは、サーバーの管理者が容易にオブザーバビリティを導入できるように設計されています。

オブザーバビリティとは？

「オブザーバビリティ」とは、ITシステムで発生した異常を把握し、その原因を特定するためのモニタリングの概念です。最近では、ECサイトやクラウドサービスが増加し、ビジネスの成否がWebアプリケーションのユーザー体験に大きく依存する時代となっています。

コロナ禍により、オンラインサービスの需要が急増する中、システム管理者はユーザー視点での監視が欠かせなくなっています。例えば、Amazonの調査によると、サイトの読み込みが0.1秒遅れると売上が1%減少することが明らかにされています。このような状況から、ゾーホージャパンは簡単にオブザーバビリティを実現できる無料プランを提供するに至りました。

Site24x7の特徴と利点

Site24x7は、その最大の強みとして、インフラからアプリケーションまで一元管理できる点があります。ネットワーク監視やアプリケーションパフォーマンス監視（APM）、ユーザー視点での外形監視など、多岐にわたる機能を提供。必要な機能を必要なだけ利用できるため、ビジネスの成立に合わせた柔軟な運用が可能です。

このツールは、全ての機能がパッケージ化されており、非常に分かりやすい管理画面を備えています。サインアップ後にエージェントをインストールするだけで、すぐに監視を始めることができるのも大きな特徴です。

多くのユーザーに支持される理由

これまでにSite24x7は国内で4,000件以上、世界全体で12,000件を超えるユーザーに利用されています。特に、監視が難しいとされる分野で手軽に利用できる点が、ユーザーから高い評価を受けています。今後も、より多くの事業者がオブザーバビリティを実現できるソリューションとして進化を続けていく予定です。

ゾーホージャパンの企業情報

ゾーホージャパン株式会社は、インドのZoho Corporationが展開する企業向けIT運用管理ツールやクラウドサービスを日本市場に提供しており、IT運用管理ツール「ManageEngine」は国内外で高い評価を得ています。また、業務改善をサポートする「Zoho」は、世界中で7500万人以上のユーザーに利用されています。

このような背景から、ゾーホージャパンは企業のIT運用に寄与する革新的なツールを提供し続けており、今後も新たな機能の追加を行う予定です。