能登半島地震からの復興支援
2024年1月1日に発生した能登半島地震から、早くも1年が経過しました。この震災は多くの人々の生活に影響を与え、未だに復旧・復興の道のりは長いと言えます。そんな中、株式会社雨風太陽が展開する「ポケットマルシェ」は、2025年1月1日より石川県の生産者の商品の送料無料施策を実施し、被災地の「生業の再建」に貢献します。
1年間の振り返り
まずは、犠牲となられた方々への哀悼の意を表するとともに、被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。代表の高橋博之は、震災直後から能登半島に入り、復興支援活動を行ってきました。自治体と連携し、炊き出しの支援や現地生産者との対話を重ねる中で、「金沢との接続」を強調し、関係人口の創出が復興の鍵であると訴えてきました。
関係人口の重要性
石川県の復興プラン作成にも関与し、能登への人の往来を増やすための取り組みを行ってきた高橋は、地域活性化の重要性を強調しています。2024年11月には「NOTOMORI」と名付けた仮設飲食店街をのと里山空港内に開業し、地域の食文化を発信する場を提供しています。
しかし、内閣府が発表した「被災者の生活と生業支援のためのパッケージ」には、震災から1年経った現在でも生活の再建が喫緊の課題であると示されています。これを受け、ポケットマルシェは再度「生業の再建」のための施策を打ち出し、送料無料キャンペーンを実施することになりました。
送料無料施策の詳細
この送料無料施策は、2025年1月1日から1月3日までの期間、石川県の生産者が提供する商品が対象です。具体的には、ポケットマルシェに登録されている商品が、ヤマト運輸便を通じて送料無料で発送されます。この取り組みにより、消費者が能登の食材に触れる機会を増やし、地域の経済を活性化することを目指しています。
高橋の支援実績
高橋は、これまでの支援活動をnoteにまとめました。炊き出しの実施や、さまざまな施策に関する情報を公開し、公に支援の進捗を報告しています。今年もさらなる支援体制の確立に向け、努力していく所存です。
今後の展望
雨風太陽は「都市と地方をかきまぜる」をミッションに掲げ、これからも地方の持続可能性を追求していきます。関係人口を活用した能登の復興活動に取り組みながら、地域に新たな価値を生む企画・施策を実施していく想いです。私たちの支援が、より多くの皆様に届くことを願っています。