新型NEXOの全貌
2025年4月3日、Hyundai Motor Companyがソウルのモビリティショーにて、新型水素電気自動車(FCEV)「NEXO」を発表しました。これは、水素モビリティの新時代を象徴する重要なモデルとして注目されています。
700km以上の航続距離と5分の充電
新型NEXOは、5分の充電で700km以上の航続距離を達成。その燃料電池技術により、環境に優しい走行を実現しています。テールパイプ排出ゼロの技術は、ますます環境意識の高まる中で消費者にとって魅力的な選択肢を提供します。充実した安全装備も備え、ドライバーと乗客の安全を最大限確保しています。
新デザインと快適性の向上
新型NEXOは、2024年に発表されたINITIUMコンセプトを基にし、Hyundaiの新しいデザイン言語「アート・オブ・スティール」を具現化しています。無骨さと洗練さを兼ね備えたエクステリアは、都市とアウトドアどちらのライフスタイルにもマッチします。特に4つのDOTランプは夜間でもHyundaiのブランドを引き立たせます。そして冒頭に触れた通り、新型NEXOは充実したインテリアで、居住空間の快適性が大幅に向上しています。
バリ豊かなインテリア
車内は広々としており、快適さを重視した設計が施されています。ソフトで高級感のあるパッドが使用され、ドライバーセンターには湾曲したディスプレイが配置され、直感的な操作性を実現。加えて、収納スペースも豊富で、家族連れにとっても嬉しいポイントです。
後部座席の快適性も向上しており、リラックスシートのベンチレーション機能が追加され、乗員の快適性がさらに高まりました。最大993リットルの荷室は、ゴルフバッグを4つも収納可能です。
水素モビリティにおけるリーダーシップ
今回の新型NEXOの発表は、Hyundaiが水素モビリティ分野でのリーダーシップを確固たるものにする一歩となります。このモデルはFCEVインフラを拡大し、Hyundai Motorが世界の水素市場において優位に立つ姿勢を示しています。Hyundaiは引き続き、持続可能な未来を見据えたモビリティソリューションの提供に力を入れていくとしています。
まとめ
新型NEXOは、690kmの航続距離と充実した安全性、快適な居住性に加え、環境にも配慮した設計が施されています。Hyundai Motorが提案するこの新しい水素電気自動車は、まさに次世代モビリティを体現しており、今後の展開から目が離せません。