新型コロナ対策の待合室
2020-08-12 11:00:03

Withコロナの新たな医療環境を示す隔離型待合室の誕生

Withコロナ時代の新しい医療環境の提案



日本国内では、新型コロナウイルス疫情が続く中、医療現場においても新たな対応が求められています。特に、感染リスクを考慮した待合室の変革が急務となりました。埼玉県戸田市に位置するさとう埼玉リウマチクリニックは、アクリル板で仕切られた「プライベート&隔離型待合室」を導入し、患者への安心感を大幅に向上させる試みをしています。

迫る感染症の脅威



厚生労働省のデータによりますと、2020年7月31日の時点で、新型コロナウイルス感染者の数は35,233名に達し、感染の拡大が続いています。また、秋冬にかけてはインフルエンザや風邪など、他の多くの感染症も流行する可能性が高く、医療機関での感染リスクが懸念されます。特に関節リウマチなどの患者は、免疫抑制剤を使用しているため、感染リスクへの不安が強く、通院を控える傾向があります。

2021年には、全国で約70万人の関節リウマチ患者がいるとされており、新たに1万5,000人が毎年発病しています。そのため、定期的な通院が絶対に必要です。

新しい待合室の設計



さとう埼玉リウマチクリニックの新しい待合室では、アクリル板で個々の椅子を仕切ることで飛沫感染を防ぎ、患者同士が対面しないような配置がなされています。また、ソーシャルディスタンスを確保するために、椅子の間隔も十分に設けられています。このような工夫は、クリニックでの感染リスクを抑えるだけでなく、患者に心理的な安心感も与えています。

さらに、診察室や採血室でも医療スタッフと患者の間にアクリル板を設置し、より安心できる環境を整えています。この施策に対する患者の評価も高く、ネット・プロモーター・スコア(NPS)を調査した結果、70%もの支持を受けることができました。

医療機関の取り組みと期待



厚生労働省が推奨する「医療機関・薬局における感染拡大防止等支援事業」を活用し、今後は多くの医療機関がこのような感染予防対策を実施していくことが期待されます。Withコロナ時代において、安心して通院できる医療環境が必要不可欠です。

さとう埼玉リウマチクリニックは、徹底した感染症対策を通じて、患者が安全に医療サービスを利用できるよう尽力しています。今後、他の地域や異なる科目の医療機関でも同様の取り組みが広まることを願っています。

詳しい情報はこちらからご覧いただけます。

会社情報

会社名
医療法人さとう埼玉リウマチクリニック
住所
埼玉県戸田市笹目1-33-7
電話番号
048-421-0310

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