スマートスタイルとパナソニックISが共同でデータ分析基盤の検証を開始
株式会社スマートスタイル(本社:東京都港区、社長:河野 一)とパナソニック インフォメーションシステムズ(以下、パナソニックIS、所在地:大阪府大阪市、社長:玉置 肇)は、データ分析基盤「HeatWave」の検証を2024年12月11日から開始することを発表しました。この検証の目的は、高性能なデータ分析基盤を効率的に構築し、機械学習環境を導入することでデータ活用の幅を広げることにあります。
共同検証の背景
デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が増す中、パナソニックホールディングスはグループ全体のDXを目指すプロジェクト「PX(Panasonic Transformation)」を推進しています。この取り組みにおいて、パナソニックISは、オラクル社の「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を活用した販売統計分析システムのデータベース基盤を構築し、すでに2,000以上のデータベースを運用しています。
今回の検証では、これらの大規模なデータを効率的に扱うため、さまざまなデータ種別に対する安全な分析を実施し、パナソニックグループ内外の顧客に向けたサービス展開が可能かを検証します。
検証の概要
共同検証は以下の点について進められます:
1.
データウェアハウス(DWH)機能評価
HeatWaveがDWHとしての機能を発揮しているかどうかを評価します。
2.
運用効率の評価
システム導入や運用管理の効率性を測ります。
3.
機械学習機能評価
データサイエンティストが不在でも機械学習環境を実装できるかどうかを検証します。
4.
生成AIを活用したサービス実装評価
自然言語による応答が可能なサービスの実装を評価します。
HeatWaveの特長
「HeatWave」は、オラクルが提供するMySQLベースのクラウドデータベースサービスであり、トランザクション処理と分析処理を統合して行うことができる特長があります。これにより、従来のデータ分析基盤でみられた運用コストやパフォーマンス上の問題を効果的に解決し、ビジネススピードを向上させることが可能です。
検証結果の発表イベントの告知
検証の成果は、「HeatWave」の世界初のユーザーグループであるHeatWavejpで発表される予定です。これに伴い、2024年12月18日には「HeatWavejp Meetup #11」が開催されます。このイベントでは、最新の情報や活用事例についてのプレゼンテーションが行われ、参加者同士のネットワーキングも楽しめます。
開催情報
- - 日時:2024年12月18日(水)18:00-19:30
- - 形式:オフラインとオンラインのハイブリッド
- - 場所:WeWork リンクス梅田(大阪府大阪市)およびZoom
- - 参加費:無料
【タイムテーブル】
- - 18:00~18:10 オープニング&HeatWave概要紹介
- - 18:10~18:20 HeatWave 最新アップデート
- - 18:20~18:40 HeatWave事例紹介
- - 18:40~19:00 パナソニックグループのDWHと機械学習の取り組み
- - 19:00~19:20 MySQL HeatWaveに関するエコエネルギーの提案
- - 19:20~19:30 クロージング
- - 19:30~ オフライン参加者のための忘年会
参加申し込み
参加申し込みは、
connpassのイベントページから行えます。興味のある方はぜひご参加ください。
あなたのビジネスに変革を
データ活用の重要性が高まる中、スマートスタイルとパナソニックISの協業によるこの検証は、企業の競争力を高める革新的な取り組みとなることでしょう。新しいデータ分析基盤が生まれることで、企業は迅速な意思決定とその実行を可能にする環境を整えることができます。今後の展開にも注目が集まります。