NPOの広報活動を変革する株式会社アドリージョンの支援事業開始
株式会社アドリージョン(本社:大阪府北区)は新たに、NPOや非営利団体を対象とした広告運用代行とデジタルマーケティングの支援事業を開始しました。非営利法人のガバナンスが確立している団体や、善意を原動力に活動し始めたばかりの団体など、幅広い団体が対象です。これにより、情報基盤の整備と発信力の強化を通じて、非営利セクター全体の発展を目指します。
株式会社アドリージョンの代表取締役、石橋敬太郎氏は、「続けることが、いちばんの力になる」と語り、団体が世代を超えて運営・発信を続けられるためにはしっかりとした仕組みとチームが必要だと強調しています。アドリージョンの支援は、単なる助けではなく、共にチームの一員として課題に向き合う姿勢から始まります。
課題と支援の必要性
現代では、NPOや非営利団体において、その熟成度や体制には大きな差があり、そのために支援が必要です。成熟した団体がより多くの支援者にアプローチする一方、初めて活動を始めたばかりの団体は組織運営や情報発信に苦労しています。株式会社アドリージョンは、これら多様なニーズに応じてサポートすることを目的とし、事業の核心を「非営利セクターの広報・IT基盤整備」に再定義しました。重要なのは、関係機関や企業、行政が連携し、共同で成果を上げていく「コレクティブインパクト」の考え方を重視することです。
支援プログラムの詳細
アドリージョンは、以下の4つの取り組みを通じて、NPOと非営利団体の活動を支援します。
1.
Google Workspace 導入支援
非営利法人向けのプログラム「Google for Nonprofits」を利用し、Google Workspaceの導入をサポートします。この支援により、組織の透明性や協働の促進を図り、日常業務の効率を向上させます。
2.
コーポレートサイト整備支援
団体の信頼性を高めるためのコーポレートサイトの整備に注力し、単なるサイト制作ではなく、団体のミッションやビジョンを明確に伝えるサイト構成を提供します。
3.
情報発信支援
SEOを基にした情報発信設計を行い、団体の理念や活動内容が的確に理解されるようサポート。この支援によって、SNSの拡散や必要に応じた有料広告も活用し、認知度を高めます。
4.
広告運用支援
「Google Ad Grants」などの広告助成制度の申請から運用の全体を支い、寄付やボランティアの募集に繋げます。各種広告戦略を併用して、団体の活動の認知向上を図ります。
今後の展望
今後、アドリージョンは、各団体のニーズに応じた支援を継続的に行い、現場に寄り添いながら非営利団体が自ら情報発信と運営を続けられる体制作りに務めていきます。「善意を、循環する力に。」という理念をもって、非営利セクター全体の実務水準を底上げし、安心して活動が継続できる環境を整える役割を担っています。
詳細情報については、公式サイトやブログを通じて公開されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。