楽天と東映のコラボレーションが生んだオリジナルキャラクター『NINNIN』
楽天グループ株式会社のコンテンツレーベル「Rakuten Content Central」が、東映株式会社とタッグを組み、忍者をテーマにした新たなオリジナルキャラクター『NINNIN』を発表しました。このキャラクターは日本文化を背景に持ち、幅広いエンターテインメント展開を視野に入れています。
『NINNIN』の誕生とその背景
『NINNIN』は、忍者という日本特有のテーマに基づいたキャラクターで、IP開発からコンテンツ制作までを一貫して行う「Rakuten Content Central」が主導しています。これまでにも様々なIPを活用した事業を展開してきた楽天が、今回新たに忍者キャラクターを作ることで、グローバルなエンターテインメント市場に新たな風を吹き込むことを目指しています。
最初の取り組み:NFT商品の販売
その最初の展開として、NFT商品「NINNIN WARIFU」が2024年の10月31日に販売されます。この商品は、日本画家の甲斐荘楠音氏によるデザインが尊重され、東映京都撮影所の職人によって制作された時代劇衣装がテーマです。NFTマーケットプレイスでは「OpenSea」や「Magic Eden」での取引も可能で、デジタルアート作品としての側面も持っています。
ショートアニメとSNSでの展開
『NINNIN』は、今後公式YouTubeチャンネルでショートアニメを配信するほか、TikTokでも動画コンテンツが展開される予定です。これにより、デジタルコンテンツとしての広がりが期待され、若い世代へのアプローチが強化されます。キャラクターたちの日常や冒険が描かれ、多くのファンを獲得することが目指されています。
東映太秦映画村とのコラボレーション
さらに、2025年に開業50年を迎える「東映太秦映画村」のPRキャラクターとしても『NINNIN』が起用されます。これにより、映画村でのさまざまなコラボレーションイベントや体験型コンテンツが展開されることが期待されます。
個性的なキャラクターたち
『NINNIN』には、魅力的で多様なキャラクターが揃っています。
- - SHUNIN(シュニン) は真面目で努力家。映画製作を夢見る姿が愛らしい。
- - KOGANENIN(コガネニン) はハイセンスなファッション愛好者で、雷遁の術を駆使します。
- - TOKIWANIN(トキワニン) は自然を愛し、珍しい動植物に興味を持つ心優しいキャラクター。
- - SORANIN(ソラニン) は自信満々で仲間思い、ストリートカルチャーに感化されています。
- - FUJININ(フジニン) は情熱的なムードメーカーで、ラテンダンスに夢中。
- - KOHAKUNIN(コハクニン) は冒険を求めるロマンティストです。
- - MOMONIN(モモニン) は武闘家で、格闘技のスキルを磨いています。
また、意外にも猫の姿をした
NYAN&MEOW はチームNINNINを率いる司令官として、メンバーたちをまとめます。
まとめ
「Rakuten Content Central」は、日本の文化や伝説を生かしながら今後も様々なIPコンテンツの開発を進めていく考えです。『NINNIN』のキャラクターたちが織り成す物語は、これまでにない新しいエンターテインメント体験を提供することでしょう。公式サイトやSNSでの情報発信にも注目しつつ、彼らの冒険を楽しみに待ちましょう。