名古屋プロパン瓦斯がUnipos導入で組織改革を推進

名古屋プロパン瓦斯株式会社が、自社の組織改革の一環として、代表的なWebサービス「Unipos」を導入することを発表しました。Uniposは、企業のカルチャーを変革し、組織の行動力を引き出すために設計されたプラットフォームで、特にチーム内の貢献を認め合う取り組みを強化します。

同社は、明治3年に創業された歴史ある企業であり、長年にわたってLPガスの提供を通じて地域の発展に寄与してきました。しかし、近年の石油・ガス業界は成熟し、従来のビジネスモデルでは通用しなくなってきています。このことを受けて、名古屋プロパン瓦斯は内部のプロジェクトチームを立ち上げ、行動指針についての議論を重ね、全社員の参加を得る形で新たな指針を策定しました。

行動指針が策定された後、それを日常業務に浸透させるための手段として選ばれたのがUniposでした。同サービスを通じて、社員は「良い行動」を称賛し合うことができ、その積み重ねが組織全体に良い影響をもたらすことを期待しています。Uniposは、個々の貢献に対して少額のインセンティブを提供し、社員同士の信頼関係の構築を助ける仕組みを持っています。

名古屋プロパン瓦斯の社長である後藤庄樹氏は、石油・ガス業界が今後も成長するためには、顧客との強い絆を築くことが重要だと強調しています。また、価値観や行動指針を明確にし、それを組織全体で共有・実践することが、自社の競争力を高める鍵であると語っています。Uniposの導入により、社員一人一人の行動を日常業務に結びつけ、組織の結束を強める方針が示されています。

この取り組みは名古屋プロパン瓦斯だけでなく、地域経済全体にも貢献するものとして期待されています。地域密着型の事業を行ってきた同社が、さらに地域との関係を深め、信頼を得るためにどのように行動していくのか、その動向に注目が集まります。

最後に、Unipos自体は「最高の集団を自らつくる」ことをミッションに掲げ、組織内のカルチャー変革の基盤を支援するサービスです。心理的安全性やエンゲージメントの向上、離職率の改善といった面からも、強い組織の構築を目指すUinposの取り組みは、今後も多くの企業にとってのモデルケースとなるでしょう。