髪型校則の実態
2019-03-18 00:00:06
学生と先生の髪型校則に関する実態とは?パンテーンが調査結果を発表
学生と教師が語る髪型校則の実態
日本の中高生と教師、合わせて1000人を対象にした髪型校則に関する調査が行われ、パンテーンが「#この髪どうしてダメですか」というキャンペーンを発表しました。この取り組みでは、学生たちが抱える校則に対する疑問や、教師たちの葛藤が明らかになっています。実施された調査では、現役の教師の70%が髪型校則に疑問を抱いており、87%が「時代に合わせて髪型校則を見直すべき」と感じています。
調査結果の詳細
本テーマは、特に若者たちの個性を尊重する社会を作ることを目的としており、髪型校則がなぜ存在するのか、学生や教師が本音で話し合うきっかけを提供することを目指しています。調査によると、91%の学生が「髪型校則の理由を先生に聞いたことがない」と回答しており、尋ねること自体が少ないことがわかります。また、自由な髪型を認めるべきだと思う学生が69%に上る一方で、校則に疑問を持ちながらも具体的な交流の場がないという現状が浮かび上がります。
具体的な質問広告
パンテーンはこの結果を受けて、新聞広告として「学生の髪型校則へのホンネ」で構成された質問が目立つ広告を3月18日から掲出しました。多くの学生の疑問が反映されており、例えば「どうして髪を黒く染める必要があるの?」「肩につく髪はどうするべきか?」といった質問が寄せられています。これによって、学校現場での議論が進むことが期待されます。
ラジオ番組での展開
さらに、3月27日には「SCHOOL OF LOCK!」という番組内で、特集として学生と教師、リスナーらとの対話イベントを行う予定です。ここでは学生や教師が自身の経験や意見をシェアし、校則をどう変えていくべきかを話し合う場が提供されます。特別ゲストも迎え、より広い視点から議論が行われることでしょう。
パンテーンの願い
このキャンペーンを通じて、パンテーンは若者の個性が尊重される社会を実現するための一助になりたいと考えています。1945年に創立したパンテーンは、「あなたらしい髪の美しさを通じて、前向きな一歩をサポートする」というブランドフィロソフィーを持っています。髪型校則の見直しは、学校だけでなく、幅広い社会での変化を促す重要なテーマであるとされています。
まとめ
パンテーンの「#この髪どうしてダメですか」キャンペーンは、ただの髪型に関する話題に留まらず、日本社会における個性の尊重や、多様性についての重要な対話のきっかけとなることが期待されています。調査を通じて見えてきた学生と教師の本音を踏まえ、今後どのように髪型校則が変わっていくのか、注目が集まります。特設HPやSNSをチェックして、多くの人々がこの問題に関心を持つ機会を提供したい考えです。
会社情報
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P&Gジャパン合同会社
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