イタリアワイン「カステッロ・ディ・ネイヴェ」の魅力とは
イタリア・ピエモンテ州からやってきた高級赤ワイン、バルバレスコの生産者「カステッロ・ディ・ネイヴェ」が、日本での正規販売を開始しました。エノテカ株式会社がその正規代理店となり、5品目を10月1日から提供することになりました。
「カステッロ・ディ・ネイヴェ」の歴史
ネイヴェ村に位置する「カステッロ・ディ・ネイヴェ」は、1964年にファーストヴィンテージを発表し、その後顕著な成長を遂げました。特に、この地域には8つの自社畑があり、異なる気候条件や土壌特性を活かして、ネッビオーロやバルベラ、アルネイスといった様々なぶどう品種を栽培しています。
特筆すべきは、同社が所有する「サント・ステファノ」という銘醸畑です。ここは南西向きの斜面が広がり、ブドウが成熟しやすい特徴があります。高樹齢のブドウ樹が多く、しっかりとした根から栄養分を吸収しています。そのため、ワインに豊かな味わいが生まれるのです。著名なワイン造りの巨匠、ブルーノ・ジャコーザ氏も、この畑のブドウの品質を高く評価し、長年にわたって使用していました。
自社畑とブドウ品種の選定
「カステッロ・ディ・ネイヴェ」は、特にイタリア原産の白ワイン用のブドウ品種、アルネイスの普及にも力を入れています。1976年からトリノ大学と協力し、自社の「モンテベルトット」畑でのクローン選抜を行っています。この取り組みにより、イタリア国内で栽培されるアルネイスの約80%がこの選抜から生まれたとされています。
クローン選抜とは、優れた特性を持つブドウの樹を選び出し、増殖させるプロセスを指します。このプロジェクトによって、ブドウの品質や耐病性が向上しており、顧客にはさらに安定した品質のワインを提供できるようになりました。
高評価のワインとその魅力
「カステッロ・ディ・ネイヴェ」のワインは、伝統を守りつつも、研究心と創造性を融合させています。このアプローチにより、イタリアワイン評価誌「ガンベロ・ロッソ」から最高評価のトレ・ビッキエリを何度も受賞し、不動の人気を誇る存在となっています。多くの評価誌からも高評価を獲得しています。
フラッグシップワイン「バルバレスコ・サント・ステファノ」
「サント・ステファノ」のブドウを使用したフラッグシップワインは、力強く華やかなアロマとシルキーなタンニンを特徴とし、優雅な口当たりが魅力です。このワインは一口飲むだけで、他のバルバレスコとは異なる個性を示します。
日本での販売開始による期待
最近、ピエモンテ地方のワインはそのエレガントさが注目されています。新たに「カステッロ・ディ・ネイヴェ」のワインを日本市場に展開することで、利用者に新たな選択肢を提供し、さらに豊かなワインライフを提案することが目指されています。
ぜひ、エノテカオンラインの特集ページで詳細を確認してください。新しい魅力を持つ「カステッロ・ディ・ネイヴェ」のワインをぜひお試しください。
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