デジタル技術の革新がもたらす新たな税理士業務
中小企業や個人事業主の日々の業務を支えるため、クラウド型業務システムを提供する株式会社フリーウェイジャパンが、2024年12月5日に高松市のサンポートホールで開催される「税理士の業務のデジタルフォーラム」に出展します。このフォーラムは、税理士とその事務所職員に向けて、最新のデジタル技術の導入方法やその利点についての学びの場となります。
フリーウェイジャパンの出展内容
展示ブースでは、税理士事務所向けの会計ソフト「フリーウェイ経理Pro」と、AI技術を駆使した仕訳の自動生成システム「銀行・クレジットカード明細連携」のデモンストレーションが行われます。このシステムは、税理士が抱える煩雑な業務を効率化するために開発されています。
生成AIを活用した経営分析
特に注目されるのが生成AIを活用した経営分析機能です。この機能は、Azure OpenAI Serviceを基にしており、会計ソフトの帳票にある「AI分析」ボタンを押すだけで、顧問先に提供できる経営分析レポートを自動生成できます。これにより、税理士は膨大な業務時間を節約し、顧客へのサービスを更に向上させることができます。
仕訳自動化の効率性
「銀行・クレジットカード明細連携」機能は、毎月の取引明細の会計処理を自動化し、従来2日間を要していた仕訳入力をわずか2時間に短縮できる実績があります。このようなシステムの導入は、業務の効率化だけでなく、税理士が戦略的な業務により多くの時間を費やすことを可能にします。
フォーラムの目的と内容
「税理士の業務のデジタルフォーラム」は、税理士業務が変化する現在において、デジタル技術の導入がいかに重要であるかを示す場です。ICTの活用は、納税者の利便性向上や業務の効率化に寄与します。参加者は、デジタル化のメリットや具体的な導入方法、さまざまなDXツールの情報を得ることができます。
また、セミナーではICTの活用法や税理士業務に役立つ情報も提供され、業務に新たな視点をもたらすことを目的としています。このため、税理士だけでなく税理士事務所で働く職員までもが参加することが期待されています。
フォーラムの詳細
- - 日時:2024年12月5日(木)
- - 受付開始:10:00
- - セミナー第一部:10:30~11:30
- - セミナー第二部:14:00~15:20
- - セミナー第三部:15:40~17:00
- - 開催場所:サンポートホール高松(香川県高松市サンポート2−1)
参加は自由で、事前の申し込みは不要です。最新のサービスやツールを実際に体験し、業務に役立てる絶好の機会となるでしょう。
フリーウェイジャパンの歴史
株式会社フリーウェイジャパンは1991年に設立され、税理士事務所向けの会計ソフトの販売から事業をスタートしました。1998年には自社開発の会計ソフト「標準財務会計」の提供を開始し、2010年には国内初となるクラウド型税務ソフト「フリーウェイ税務」をリリースしました。現在は、中小企業や個人事業主を支えるクラウド型サービス「フリーウェイシリーズ」を提供し続けています。
この新たなデジタル技術を通じて、税理士業務はますます効率的かつ効果的に進化し続けています。