ニューヨーク市の「NYCレストラン・ウィーク」が2025年も開催
ニューヨーク市の観光業界にとって夏の恒例イベントとなっている「NYCレストラン・ウィーク」が、2025年の夏にも開催されることが決まりました。期間は7月21日から8月17日までの約1ヵ月間です。このイベントは、ニューヨーク市の5つの行政区から600軒以上のレストランが参加し、様々な料理をお手頃価格で楽しめるチャンスです。
味わい豊かなメニューが楽しめる
「NYCレストラン・ウィーク」では、参加するレストランごとに、2コースのランチまたは3コースのディナーを定額制で提供します。この期間、料理の料金は30ドル、45ドル、60ドルの3つのプランから選ぶことができ、豊富な料理ジャンルが揃っています。なお、税金やチップは別途必要となりますので、お財布の準備もお忘れなく。土曜日はこのイベントの対象外であり、日曜日の提供内容は店舗によって異なるので、事前に確認することをお勧めします。
市長が語る食文化の重要性
ニューヨーク市のエリック・アダムス市長は「NYCレストラン・ウィーク」の意義を強調しました。彼によると、この週間は市が持つ多様な食文化を祝う絶好の機会であり、レストランは市民がつながり合う重要な場でもあると述べています。また、約30万人が飲食業に従事しているニューヨークでは、このイベントを通じて地元ビジネスを応援できる点も魅力です。
食通のための多彩なコレクション
参加者は自分の興味に合わせたテーマからレストランを選ぶことができ、「クラシック・レストラン」や「サマーバイブス」、「セレブシェフの店」など、多様なコレクションが提案されています。この機会に、新しいお気に入りの店を見つける楽しみも味わえそうです。
400周年記念イベントの一環
ニューヨーク市は設立400周年を迎えるにあたって、「Founded By NYC」というキャンペーンを展開しています。その一環で、「NYCレストラン・ウィーク」の歩みを振り返る特集も公開されており、ニューヨークの食文化に関心がある方には見逃せない内容となっています。
参加レストランが多様化
さらには、参加するレストランの一部はNYCレストラン・ウィークの終了期間を最大2週間延長し、9月2日まで提供を行うことも発表しています。これにより、より多くの旅行者や食通がニューヨークの美食を堪能できることになるでしょう。
この夏の「NYCレストラン・ウィーク」を通じて、地元の味や文化に触れ、新たな発見を楽しんでみてはいかがでしょうか。予約は公式サイトnyctourism.com/restaurantweekから行えますので、早めの計画をお勧めします。皆さんの参加を心よりお待ちしています!