日本システム技術株式会社(以下、"当社")と宮崎学園短期大学(以下、"宮崎学園")が、地域社会の発展と次世代人材の育成に向けた包括的な連携協定を締結しました。この協定により、両者は知的資源を活用し、地域の発展や教育の質向上を目指します。
宮崎学園と日本システム技術の関係
宮崎学園は2017年に当社の「GAKUEN」シリーズを導入し、教務業務の効率化を達成しました。特に、コロナ禍でも遠隔授業への迅速な対応が評価され、2025年度には新バージョンへのシステム更新が予定されています。これにより、教育環境のさらなる向上が期待されています。
連携協定締結の背景
現在、少子化が進む中、宮崎学園は教育の革新に取り組むプロジェクトにおいて、地域企業と協力し、人材育成や卒業生へのリカレント教育のプラットフォームを構築するために、当社の支援が不可欠とされています。
さらに、当社の"JAST VISION 2035"の理念とも一致し、地域の課題解決に向けて、協定を結ぶに至りました。この協定は、単に教育の枠を超えて地域社会全体に貢献することを目指しています。
本連携協定の具体的取り組み内容
1.
アルムナイネットワークの構築
当社は2024年に「ALUPA」というアルムナイサービスを展開し、宮崎学園の卒業生約2万人をつなげるプラットフォームを共同で立ち上げました。このサービスでは、卒業生の再就職支援やリスキリング教育を行い、より実践的なサポートを提供します。
2.
情報分野における人材育成
宮崎学園の現代ビジネス科では、当社の社員が外部講師として情報技術に関する授業を担当します。授業ではIT業界の最新の動向や事例を紹介し、具体的な課題解決の手法を学生に伝えています。これにより、学生たちは実際のビジネスに即した学びを得ることができます。
初回の授業では、IT業界の現状をテーマにした講義や、学生が選んだ課題に対したワークショップを実施。企業と直接関わることで、学生たちは普段の講義では得られない充実した経験をしました。
今後の展望
この協定により、教育とデジタル技術の融合を強化し、地域社会の課題に取り組む姿勢を明確にします。また、具体的な成果を追求しつつ、地域企業との協力体制を強化し、卒業生プラットフォームの機能拡充を図ります。こうした取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に向け、両者で一致団結して取り組んでいく所存です。
詳細については、下記のリンクをご確認ください。
この連携を通じ、地域の希望となるような次世代人材の育成を目指していきます。