フリーランス新法の実態
2024-10-09 18:45:53

フリーランス新法施行間近!法人・個人の意識調査から見える現状とは

フリーランス新法、いよいよ施行までカウントダウン



フリー株式会社は、2023年11月に施行されるフリーランス新法について、法人及び個人事業主624名を対象に認知度と準備状況に関する調査を行いました。この調査は2024年9月2日から9日まで実施され、結果として不安や認知不足の実態が明らかになりました。

認知度の現状

調査結果によると、フリーランス新法について聞いたことがないと回答した人は全体で約2割弱。法人の認知度は約6割でしたが、個人事業主はそれに比べて若干低い約5割弱に留まっています。約1年前の調査では、法人の4割前後が「新法について聞いたことがない」と答えており、この一年で法人間での認知は進んでいるものの、フリーランスの間では依然として情報が不足していることがわかります。

新法の施行が近づく中で、約半数の法人は「対応する」または「検討中」と答えましたが、個人事業主においては9割弱が取引先が新法に対応するかどうか分からないという不安を感じています。これは、フリーランス新法に伴う契約の不確実性が影響していると考えられます。

経営者の不安

法人経営者や経理担当者の中には、「何から手を付ければいいのか分からない」といった声も多く、約半数の法人がまだ具体的な対応を行っていないという結果も出ています。不安な点としては、現行の取引フローが問題ないのか、どのように改善していけば良いのかが挙げられています。特に法人のフリーランス新法の管理については、アナログな手法に依存している企業も多く、「紙」や「特に何も行っていない」という回答が一定数ありました。

freeeのサポート

フリー株式会社では、法人とフリーランス間で業務を円滑に進めるためのプロダクト、「freee業務委託管理」を提供し、フリーランス新法への対応を支援しています。このサービスは、業務委託先との契約から請求までを一括管理でき、法令遵守にも対応しています。これにより、クライアントは安心してフリーランスと取引を行うことが可能です。

さらに、経営者や担当者に向けて、フリーランス新法に関連する必要な準備や対応を分かりやすく解説した無料サイトやセミナーも開催しています。参加した企業にとっては、新法に対する理解を深め、具体的な行動に移すための貴重な機会となるでしょう。

フリーランス新法について

フリーランス新法は、組織に属さず活動するフリーランスの労働環境を保護するために設けられた法律です。法案は2023年4月に可決され、施行は2024年11月1日。具体的な内容には契約条件を文書で提供することや、報酬を60日以内に支払うことが含まれます。この新法の背景には、不当な契約やトラブルに悩まされるフリーランスの実情があります。これからのフリーランスの働き方に大きな影響を与える重要な法律です。

まとめ

フリーランス新法の施行が近づく中での調査結果は、法人側の活動が進んでいる一方で、個人のフリーランスにおける情報不足や不安が際立っていることが明らかになりました。freeeは、企業とフリーランスが相互に安心して業務委託を行える環境を整えるべく、今後も支援を続けていく方針です。


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会社情報

会社名
フリー株式会社
住所
東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 21階
電話番号

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