ママたちのAIとの会話、利用実態を探る
日本最大のママ向け情報サイト「ママスタ」の情報発信メディア「ママスタセレクト」は、子育てや家事に追われる多忙な日常の中、AIとの会話についてのアンケートを実施しました。これによって、AIを利用しているママたちの実態が見えてきました。
AIと会話するママたちの現状
今回の調査では、1,000人を超えるママの回答を受け、「AIとの会話」について尋ねました。アンケート結果によれば、「頻繁に会話している」「たまに会話している」「会話してみたことはある」と答えた人の割合が約4割(39.4%)に達しました。これは、AIをビジネスツールだけでなく、日常の話し相手として利用していることを示しています。
さまざまな利用シーン
多くのママがAIをどのように利用しているのか、具体的な利用シーンも紹介されました。
1.
愚痴や日常の相談
「夫の愚痴を聞いてもらう」「モヤモヤした出来事を話す」など、AIは否定しない話し相手として活用されています。また、「日常の小さな出来事について話す」ことが、心の負担を減らす手助けになっているようです。
2.
アドバイザーとしての役割
「夕飯の献立を考えてもらう」「育児グッズの比較をしてもらう」といった具体的なリクエストに対して、AIが適切な情報を提供することも多いです。このように、自分のペースで質問や相談ができることが、利用の魅力となっているようです。
3.
勉強や仕事のパートナー
AIは資格試験の例題やビジネス用の文章作成の手助けをするなど、幅広い学習・仕事のサポートを行っています。さらには、「ホロスコープ占い」を楽しむなど、娯楽の一環としても注目されています。
しかし、一部のママからは「ありがとうって言ったら、さらに話しかけてきて面倒だった」との声もあり、AIの人間味に対する反応も分かれるところです。
今後の展望と注意点
調査によると、「会話したことがない」と回答したママが60.6%と、まだ多数派であることが分かりました。しかし、AI技術は日々進化を続けており、スマートフォン、家電、カーナビ、ネットショッピングなど、より身近な存在になってきています。ママたちのコメントからは「子どもの勉強サポート」「家事効率化」といった、日常生活の各所での活用が広がりつつあることが示されています。もう「難しそう」と思っている人も、気づかずにAIとコミュニケートしているかもしれません。
ただし、AIはあくまで「手段のひとつ」です。提供される情報の正確性を見極めることは、人間にしかできません。これからの時代には、AIを「頼りすぎず、ちょうどよい距離感で」使うことが求められるでしょう。
まとめ
こうした背景を踏まえ、ママスタは今後もママたちの様々な悩みに寄り添った情報発信を続けていく予定です。AIとのより良い活用方法を模索しながら、育児や日常生活を楽しむママたちの支援を行っていきます。
詳細は
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