マイナポータルで患者受付を自動化する新システムが登場！

マイナポータルでスムーズな患者受付を実現

株式会社DONUTS(東京都渋谷区、代表取締役:西村啓成)は、クラウド型電子カルテ『CLIUS(クリアス)』を活用した新たなチェックインシステムの提供を開始しました。このシステムは、マイナンバーカードの健康保険証(マイナ保険証)を用いて、クリニックにおける患者の受付業務を自動化します。

この新機能は、既存サービスである『CLIUS患者案内』の有料オプションの一部として導入され、すでに『CLIUS』およびそのオプションを利用しているクリニック向けに開発されています。デジタル庁の発表によれば、2024年12月2日より従来の保険証の新規発行が停止され、全ての医療機関でマイナンバーカードの健康保険証が標準となる見通しです。この流れに合わせて、『CLIUS』はクリニックの受付業務のシンプル化を図るべく、自動化技術を駆使したサービスの提供を目指しています。

精度の高い自動受付機能

従来の受付プロセスでは、患者が保険証を職員に渡し、目視で確認する必要があり、その後も手動でカルテを操作する手間がありました。一方、CLIUSの新システムを導入すると、患者はマイナンバーカードをカードリーダーにかざすだけで、受付業務が全て自動で完結します。これにより、業務の効率を飛躍的に向上させることが可能となります。

さらに、『CLIUS』と一緒に提供される「オンライン資格確認」と「マイナンバーカードによるチェックインシステム」を組み合わせることで、チェックインから当日受診ルートの案内まで、全ての流れを自動化。これにより、クリニックでは事務員1名分の業務量を削減可能なため、受付時の負担が軽減されるとともに、院内のデジタルトランスフォーメーションを促進します。

より効率的な診療環境の実現へ

『CLIUS』は、2018年に株式会社DONUTSが提供を開始し、医療現場のカルテ作成作業を効率化するために設計されています。直感的な操作性に加え、自動学習機能やレセプト分析サポートを搭載し、医師はより多くの時間を患者との対話に充てることができます。また、他の医療機関や関連システムと容易に連携できる設計も特徴です。

新たに導入されるチェックインシステムは、クリニック業務のデジタル化が進む中で、非常に便利なツールとなっており、医療現場での管理や運営の質向上に寄与することが期待されています。