CAPIMAが新たに老人ホーム向けファンドを開始
株式会社アバンダンティアキャピタルが運営する貸付型クラウドファンディングプラットフォーム"CAPIMA(キャピマ)"は、2025年4月1日19時より「長期賃料固定 住宅型有料老人ホーム 不動産担保ファンド#5」の募集を開始しました。このファンドは、日本の急速な高齢化に対応し、ヘルスケア施設の充実を図るものです。
新ファンドの概要
本ファンドでは、投資家から集めた資金を鹿児島県内の老人ホームを改修するための設備資金および運転資金として、株式会社クオリティーユニットに貸付けます。これにより、高齢者がより快適に過ごせる環境を提供することを目的としています。
対象の有料老人ホーム
鹿児島県内では3箇所の住宅型有料老人ホームが対象とされています。これらの施設は、入居者数が順調に推移しており、2025年2月時点での稼働率は約84%となっています。以下は具体的な施設の概要です:
1.
鹿児島市中山 には、中央駅から車で約15分の距離にある2棟の老人ホームがあります。これらの施設は、プライバシーを重視した完全個室で、エアコンやクローゼットが完備されています。また、昨年、老朽化したエアコンの交換や広いバスルームへの工事が行われました。
2.
鹿児島市清和 には、再開発が進む谷山駅近くに位置する老人ホームがあります。敷地内には居住棟の他、デイサービスを提供する福祉施設や将来的に医療行為を受けられる施設の建設が計画されています。
3.
霧島市国分 には、自然豊かな環境にあるサービス付き高齢者向け住宅があります。部屋からは美しい霧島連峰の眺望が望め、デイサービスセンターも併設されています。
貸付先の株式会社クオリティーユニット
株式会社クオリティーユニットは、高齢者向け施設の所有および運営を行う企業です。代表者は医学の専門家で、30年以上のキャリアを持ち、特に耳鼻咽喉科において豊富な経験を有しています。彼はメディアにも取り上げられ、高齢者向けのヘルスケア事業に注力しています。
ファンドの詳細
- - 募集額: 1億3,000万円
- - 運用期間: 12ヶ月
- - 年利回り: 8%
- - 担保: 老人ホームに対する第一抵当権
- - 募集期間: 2025年4月1日19:00〜4月11日24:00(目標金額に達し次第、早期終了の可能性あり)
- - 最低投資金額: 10,000円(1口)
特別優待の内容
このファンドには特別優待制度が設けられており、一部の条件を満たす投資者には鹿児島の特選品がプレゼントされます。例えば、30万円以上の投資で九州特選品の中から1品、120万円以上の投資でさらに1品を全員に送付します。最大で280万円の投資を確定させれば特選品が3品もらえるチャンスがあります。これは2025年5〜6月頃を目途に発送される予定です。
CAPIMAの実績と今後の展望
これまでにCAPIMAは52件、約26億円のファンドを提供してきました。その中の23件は元本毀損なく償還を終えており、投資家への利益分配も計画通りに行われています。現在進行中の他のファンドも瞬く間に目標金額を達成しており、社会的意義を持つ案件への投資に高い信頼を寄せられています。CAPIMAは今後、より安心して投資できる商品を増やし、一般の方々にも資本市場へのアクセスを提供することを目指しています。
CAPIMAについて
CAPIMAは、金融商品に特化したクラウドファンディングプラットフォームとして、従来は機関投資家向けに提供されていたファンドを一般投資家にも開放し、多様な投資機会を提供しています。