近畿大学の新井ゼミが和歌山の観光需要を調査
近畿大学経済学部の准教授、新井圭太ゼミの学生たちは、2025年11月に南海電鉄の難波駅と関西空港駅において、インバウンド訪問客を対象に和歌山の観光需要に関する大規模調査を実施しました。この調査は、和歌山とその周辺の観光地の利用状況を明らかにするためのものであり、観光客誘致に向けた施策を提案することを目的としています。
調査の背景と目的
和歌山市は、過去に年間20万人以上の観光客が訪れていた和歌山城を持つ地域ですが、コロナ禍以降の観光需要は不透明です。特に和歌山城公園やその周辺の観光実態については、十分なデータが集まっておらず、観光戦略が立てにくい状況でした。そこで、新井ゼミは和歌山市との官学連携プロジェクトとして、「和歌山市の観光需要調査プロジェクト」を立ち上げ、具体的な観光動向を把握することに努めています。
調査の実施内容
ゼミ生たちは、まず和歌山城公園周辺で国内外からの観光客約1,000人を対象に調査を行いました。この調査では、観光客の出身国や同行者、旅行の目的、消費行動などに関するデータを収集しました。その後、2024年11月から12月にかけては、インバウンド訪問客のみに焦点を当て、和歌山城訪問のきっかけや現地での支出について詳しく調査しました。
さらに2025年11月には、南海電鉄の協力を得て、難波駅と関西空港駅でヒアリング調査を実施しました。この調査によって、観光客がどのように和歌山を知り、訪問を決めたか、その行動パターンを明らかにすることを目指しました。
今後の展望と法的な連携
調査結果は2026年1月13日に和歌山市役所で報告される予定です。ゼミ生たちは、観光地としての和歌山の魅力を評価し、観光客をさらに誘致するための施策を提案します。特に、和歌山市内における移動支援や地域の観光地の見せ方など、具体的な実施可能な案を提示していく予定です。
このような取り組みを通じて、学生たちは実践的な学びを経験し、和歌山市は観光戦略を強化する機会を得ることが期待されています。また、経済学部として、地域の魅力を高める研究への貢献を続けていく姿勢も明確にしています。
結論
近畿大学経済学部の新井ゼミによる観光需要調査は、和歌山観光の新たな視点を提供するだけでなく、地域の観光戦略を再考する重要な契機となることでしょう。今後の報告内容にも注目です。
開催概要
- - 日時: 2026年1月13日(火)16:00~17:00
- - 場所: 和歌山市役所7階記者会見室
- - 参加者: 近畿大学経済学部准教授新井圭太、ゼミ生12人、和歌山市職員
詳しい調査結果が発表される日を心待ちにしています。