牛乳石鹸オンラインショップに新たなレビューマーケティングサービスが誕生
牛乳石鹸共進社株式会社は、1899年から130年以上にわたり、日本の家庭に愛されてきた老舗の石鹸メーカーです。そんな牛乳石鹸が運営する公式オンラインショップ「みんなのAWA-YA」が、レビューマーケティングプラットフォーム「ReviCo」を導入しました。この提携により、サイトのユーザー体験が向上し、商品レビューの質と量が飛躍的に向上することが期待されています。
ReviCoの導入背景
牛乳石鹸のECサイトには、レビューの機能が初めから搭載されていなかったため、以下のような複数の課題が存在していました。
1. 購入者からのリアルな評価や感想を得ることができていなかった。
2. 商品一覧ページに、商品のレーティングを動的に表示することができなかった。
3. TOPページにレビューをコンテンツとして表示する仕組みがなかった。
4. レビューの質を担保しつつ、多様な顧客の声を集めて購入者の不安を軽減したかった。
5. 収集したレビューを社内でシェアし、製品開発や改善に活かしたいと考えていた。
6. スタッフが簡単にレビューを投稿できる環境を整え、商品詳細ページのコンテンツ強化を図りたかった。
これらの課題を解決するため、ReviCoの導入が決定されました。
ReviCo導入後の成果
ReviCoを導入してからの結果は好調で、特筆すべき効果が現れています。2024年10月から試験的に導入を開始し、2025年4月には常設店としての運営が始まりました。その後のレビュー投稿率は11.8%を維持しており、ユーザーからのフィードバックが途切れることがありません。
さらに、レビュー投稿者の31%はNPSアンケートにも回答しており、顧客の満足度やリピート意向を測るための良い資料となっています。多くの商品にレビューが集まり、商品一覧ページでは星評価や投稿件数が充実した状態が実現しました。
TOPページに表示される新着レビューウィジェットも利用者の視認性を高めています。また、投稿時に「年代」情報が必須になったことで、同年代のレビュアーの意見を参考にしやすくなりました。これにより、年代や性別、肌質といった情報の任意回答率は70%を超え、よりターゲットを絞ったマーケティングが可能となっています。
レビュー管理画面の改善により、社内でのレビューのピックアップや商品開発に活用されるケースも増えています。また、社員が簡単に商品の魅力を伝えるレビュー投稿を行える仕組みが整い、商品詳細ページの充実度も大きく向上しました。全体のレビュー投稿数も、ReviCoが運営するキャンペーンを通じて65%以上の応募率を誇っています。
牛乳石鹸の今後の展望
牛乳石鹸共進社株式会社のマーケティング部門からは、ReviCo導入以降、顧客からのレビュー確認が日課となり、これはお客様の声が会社の改善と新しい取り組みのヒントになるためだと言われています。オンラインショップ「みんなのAWA-YA」は、ファンの声を活かしながら、ライフスタイルに寄り添ったサービスを今後も提供していくことを目指しています。
まとめ
「ReviCo」は、すでに350以上のECサイトに導入されており、良質なレビューを数多く収集し、マーケティングにも活用できるプラットフォームとしての価値を提供しています。牛乳石鹸のオンラインショップにおける成功事例が、他の企業にもポジティブな影響を与えることが期待されます。顧客の声を大切にし、より高品質な商品とサービスを提供する牛乳石鹸の今後の活動に注目です。