日本経済大学での老舗企業復興支援シンポジウム
日本経済大学渋谷キャンパスでは、11月4日に「第3回老舗企業復興支援シンポジウム」が行われます。このイベントは、東日本大震災への復興支援活動の一環として企画されており、様々な分野からの専門家が集まり、被災企業の復興と長寿企業の持続可能性について議論される貴重な機会です。
シンポジウムの詳細
- - 日時: 2023年11月4日 (金) 17:00-19:30 (開場16:30)
- - 場所: 日本経済大学 渋谷キャンパス マリア館2階121教室
- - 定員: 300名 (入場無料)
主催は日本経済大学老舗企業復興支援委員会で、中小企業庁や文化庁など多くの団体が後援しています。
プログラム内容
シンポジウムでは、実行委員長の後藤俊夫教授が挨拶を行い、続いて著名な講演者が登壇します。
- - 河野通洋氏(株式会社八木澤商店代表取締役)による「大震災で失ったものと得たもの-復興に向けた想い-」の講演
- - Dr. Drew S. Mendoza氏(The Family Business Consulting Group, Inc.社主)による「長寿企業大国日本の秘密:海外の視点」の講演
河野通洋氏と八木澤商店の復興物語
河野通洋氏は、2007年に創業200年を迎えた老舗の醤油蔵、八木澤商店の9代目社長であり、震災からの復興過程を語ります。会社は全壊したものの、彼は地域の経営者たちと協力し、復興ファンドを設立し、醤油と調味料の販売を再開。失われた社員の命を思い、地域経済の再生に向けた「なつかしい未来創造株式会社」という新しい形の企業を設立し、町づくりに尽力しています。
メンドーサ氏の国際的視点
Drew S. Mendoza氏は、ファミリービジネス研究の専門家で、30年以上にわたり経営指導を行ってきた世界的権威です。彼の講演は、企業がさまざまな困難を乗り越え、持続可能な経営を行っていくための理論と実践についての洞察を提供します。
参加方法
参加希望の方は、11月3日までに日本経済大学の公式ホームページにある参加申込フォームから申し込むか、指定のメール宛に団体名、役職名、名前、連絡先電話番号を送信してください。
シンポジウムの意義
本シンポジウムは、復興と成長を支えるための理論や実践について検証できる貴重な場であり、老舗企業の長期的な支援を目指しています。日本経済大学では、老舗企業を「我が国の財産」とみなし、その復活と発展を続けて支援していく方針です。
この貴重な機会を逃さず、ぜひ参加してください!