福岡情報ビジネスセンターとさくらインターネットが新契約締結
2024年6月14日、株式会社福岡情報ビジネスセンターは、デジタルインフラを提供するさくらインターネット株式会社とセールスパートナー契約を締結しました。この提携により、両者はデジタルエコシステムを強化し、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する新たなサービスを提供していくことになります。
契約締結の背景
昨今のリモートワークやデジタル化の進展に伴い、企業は場所やデバイスに縛られないクラウドサービスの導入を急務としており、これに加えてセキュリティ対策の強化も避けて通れません。これを受けて、福岡情報ビジネスセンターは、外資系クラウドと国内クラウドの併用を実現するため、さくらインターネットのパブリッククラウド「さくらのクラウド」との提携を選びました。
このハイブリッド型のアプローチにより、企業は拡張性や可用性、事業継続計画(BCP)への対応を効率的に行うことが可能になります。
提供するサービスの特徴
さくらインターネットは、「さくらのレンタルサーバ」「さくらのVPS」「さくらのクラウド」といった多様なクラウドコンピューティングサービスを展開しています。特に、クラウドサービスリストに登録された「さくらのクラウド」は、日本政府から求められるセキュリティ基準を満たしており、政府機関の情報システムでも安心して利用される環境が整っています。
このセールスパートナー契約により、福岡情報ビジネスセンターは、自社のクラウドセンターとさくらのクラウドを活用し、多様な企業ニーズに対応したサービスを提供できるようになります。代表取締役の武藤元美氏は、「この提携を通じて、社会的な責務を果たすDX支援機関としての強みを更に強化する」と述べています。
期待される今後の展望
さくらインターネットの執行役員、髙橋氏も今回の契約について期待を寄せており、「ITインフラの課題を抱える企業にとって、クラウドサービスの利用促進に寄与したい」とコメントしています。今後、両社は連携を深め、デジタル化を促進するためのハブとなることを目指しています。
福岡情報ビジネスセンターの強みとして、国産クラウドと外資系クラウドを併用することで、多様なニーズに応じた柔軟な IT 環境を提供できる点が挙げられます。また、セキュリティ面の強化も図られており、企業は安心して自社の基幹システムを運用できる環境を整えることが可能です。
会社概要
株式会社福岡情報ビジネスセンター
- DXアドバイザー
- システム開発、ITコンサルティング
- データセンターとクラウドサービス提供
- セキュリティサービス提供
- IT人材育成サービス提供
このような新たな動きは、今後のビジネスシーンにおいても大きな影響を与え、さらなる成長をもたらすことが期待されています。これからの両社の取り組みに目が離せません。