展示会開幕レポート
2025-07-24 12:07:05

関西最大級の宿泊・外食産業展示会が華々しく開幕!最新トレンドが盛りだくさん

設けられた新たな試みと関心の高まり



2025年7月23日、インテックス大阪において「第17回 ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西」が幕を開けました。本展示会は、関西最大の宿泊や外食、サービス産業に特化した展示会で、初日には国内外から4,745名もの来場者が集まり、賑やかな雰囲気に包まれました。会期は7月25日までの三日間で、展示ブースの総数は453、出展社は363社にも上ります。

多様化する食文化への対応



今回の展示会では、食とホスピタリティに関する最新トレンドと、社会的な課題への具体的な対応が見受けられます。その一環として、新たに設置された「FOODEX WINE/SAKE」エリアは特に注目を集めています。このスペースでは100種類以上のワインや日本酒が試飲でき、日本食とのペアリングに関する提案も行われています。また著名なソムリエによるセミナーもあり、来場者は新しい飲酒体験を通じて多様な魅力を知ることができる機会となっています。

コメ不足解消への取り組み



日本国内でのコメの不足が問題視されるなか、新たな試みとして台湾から輸入されるお米がいくつも出展されています。その品質向上が評価され、来場者は台湾産のジャポニカ米や寿司米の試食コーナーに興味津々。滋賀県の近江米など、国産銘柄米の試食コーナーも人気を集めています。

また、政府備蓄米を美味しく食べるための新たなソリューションも紹介されており、手間を減少させる「洗米ロボ」や「ライスロボ」といった最新技術も注目を浴びています。このように来場者は「新しいお米の世界」を体験し、食に対する選択肢を模索する貴重な時間を過ごしています。

インバウンドに対応した食材の展開



訪日外国人観光客の増加に合わせ、食文化の多様性を重視した料理が求められています。本展示会では、ヴィーガン料理やハラール食材が多く出展され、来場者はその種類の豊富さに驚くことでしょう。例えば、ハラール認証を受けた冷凍弁当やヴィーガンカレー、アニマルフリーのラーメンなどが特に好評です。

ペットツーリズム市場の拡大



近年ではペット同伴旅行がトレンドの一つとなり、「ペットツーリズム」ゾーンも設けられました。これにより、ペットとの宿泊を可能にする製品やサービスが展示され、来場者はペット同伴ができる宿泊施設について関心を寄せています。滑らない床材や、抜け毛除去が容易なスプレーなど、宿泊施設に向けた様々な商品が登場しています。

田崎真也氏プロデュースの新エリア



アルコール離れが進む中、本展示会では田崎真也氏がプロデュースした「FOODEX WINE in 関西」のエリアも設けられています。ここではワインと日本食を組み合わせることで新たな体験を提供し、来場者はその魅力を体感しています。すでに人気を博しており、このイベントを通して新たな発見に感動した様子が伺えました。

最後に



展示会は7月25日まで続く予定です。多彩なブースや新たな取り組みで溢れる本展示会は、食とホスピタリティ産業に関心を持つ全ての人々にとって、興味深い内容が詰まっています。最終日には、イタリアワインの応援で元サッカー選手のロベルト・バッジョ氏が来場する予定で、さらなる盛り上がりが期待されます。今後の展開に注目です!


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会社情報

会社名
一般社団法人日本能率協会
住所
東京都港区芝公園3-1-22
電話番号
03-3434-8620

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