伊勢市に誕生する「神社Cheers」
2026年3月24日に三重県伊勢市の旧神社小学校が生まれ変わり、複合インキュベーション施設『神社Cheers(かみやしろチアーズ)』としてオープンします。このプロジェクトは、有限会社二軒茶屋餅角屋本店(ISEKADO)が中心となり、地域社会への新しいアプローチとして位置づけられています。
施設の目的とコンセプト
『神社Cheers』は、ただのシェアオフィスではありません。その目的は、スタートアップ企業、研究者、地域企業、そして学生が集まり、お互いに刺激し合いながら新しいアイデアを生み出す「大人の実験室」を提供することです。ISEKADOの代表、鈴木成宗氏が抱いていた「創業期に相談できる人が欲しかった」という願望を実現する場でもあります。
この施設では、失敗を恐れずに挑戦できる環境を整えています。これは、様々なバックグラウンドを持つ人々が集まり、意見やアイデアを混ぜ合わせることで、新しいビジョンを形成するための場所です。
グランドオープンセレモニーの概要
オープン日には、三重県知事の一見勝之氏や伊勢市長の鈴木健一氏をはじめとする地域の重要人物が来賓として招かれます。式典は旧音楽室で行われ、テープカットが昇降口前にて行われる予定です。このイベントは午前10時30分から11時30分にかけて行われ、受付は9時30分からスタートします。
施設の魅力
『神社Cheers』は、充実した設備が整っています。以下のようなインフラストラクチャーが提供される予定です。
- - コワーキングスペース: 18ブースを完備し、働く環境に適したオープンスペース。
- - インキュベーションルーム: 12室で、アイデアやプロジェクトを温めるための個別空間。
- - 固定テナント: 11室のテナントが地域のビジネスを支援。
- - シェアキッチン・売店・図書館・ジム・カフェなど、多彩な共有設備。
特に注目すべきは、BBC(Book, Beer, Coffee)をテーマにしたラウンジです。このラウンジは交流の場として機能し、地域の人々が集い、話し合いやリラックスできるスペースを提供します。
さらに、地元の資源を活用した取り組みも行われており、廃止された牡蠣殻を再利用した内装材「シェルインオイスター」や、廃菌床を用いた「ヘラクレスオオカブト」の生育事業が実施されます。これにより、地域の特色を活かした新しい価値を創造しています。
地域への期待
この施設のオープンは、ただの建物の再生ではなく、地域全体の活性化を意図したものです。スタートアップ企業や研究者が集まることで、イノベーションが促進され、新たなビジネスチャンスが生まれることが期待されています。また、地域住民もこの施設を利用し、様々なプログラムやイベントに参加しながら、共に成長していくことができるでしょう。
最終的に、廃校が新たな未来の拠点に生まれ変わる『神社Cheers』に期待が寄せられています。伊勢市はこのプロジェクトを通じて、より魅力的な地域社会を目指し、一歩前進することができるでしょう。今後の動向にぜひご注目ください。