歓びを生むSaaS
2021-05-24 14:00:04
データから歓びを生むSaaS『datagusto』が新たな資金調達を実施
新たな資金調達で進化する『datagusto』
株式会社datagustoは、この度8500万円の資金調達を実施しました。この資金は、今後リリース予定のSaaS型データ分析ツール『datagusto』の製品版の開発や人材の採用強化に活用されます。『datagusto』は、AIを利用したデータ分析を誰でも簡単に行えるようにすることを目的とした企業で、特に「レシピ」と呼ばれるテンプレートを使えば、ユーザーは必要なデータをアップロードするだけで、高度な分析を行うことができます。
高度なデータ分析が手軽に
同社の提供する製品版では、顧客管理サービス(CRM)データとの連携機能が強化され、UX/UIも刷新される予定です。また、シミュレーション機能や分析用のレシピの拡充も計画されています。これにより、ユーザーは「データ」から「グスト」(歓び)を引き出すことが可能になります。
創業から約2年で、β版はリコーや大和ライフネクストなどの大手企業に導入されており、業務効率化や受注確度の精査に役立っていると高く評価されています。実際に、『datagusto』を導入した企業の管理職からは、勘や経験に依存することなくAIを利用したデータ分析の技術がすぐに使えるようになり、業務を大幅に効率化できたとの声が寄せられています。
創業者の背景と想い
このサービスの創出に至る背景には、創業者の一人であるパー麻緒氏の友人が抱えていたアパレルバイヤーとしての悩みがありました。彼女から発注数の決定方法について相談を受けたパー氏は、自身がデータサイエンティストとしての経験をもとに、手軽にデータを活用する方法が求められていることを感じました。その経験から、誰もが簡単にデータを活用できるサービスの必要性を痛感し、株式会社datagustoを設立するに至りました。
出資者からの期待
今回の資金調達には、DEEPCOREの木村正博氏をはじめとする複数の投資家が参加しています。木村氏は、専門的な知識がなくてもAIを使えるようになることで、営業業務の効率化を図る点に大きな期待を寄せています。また、イーストベンチャーズの金子剛士氏は、業界を問わず幅広いビジネスでdatagustoが利用されるシーンを想像しており、AIの民主化を目指す同社のビジョンを支持しています。
さらなる進化に向けて
同社は今後も『datagusto』の機能を拡充し、より多くの人々がデータを活用できるようにすることを目指しています。特に、CRMツールとのデータ連携機能により、ユーザーはより手軽にデータ分析を行うことが可能になるでしょう。これにより、業界を越えた様々なビジネスシーンで活用されることが期待されています。
総括
| 株式会社datagusto |
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| 創業 : 2020年4月1日 |
| 所在地 : 東京都港区六本木4-2-45 高會堂ビル2階 |
| CEO : パー麻緒 |
| CTO : 中村達哉(博士、情報科学) |
このように、datagustoは、誰もが手軽にデータを扱い、歓びを得るための取り組みを続けています。今後の展開に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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株式会社datagusto
- 住所
- 東京都港区六本木4-2-45髙會堂ビル 2 階
- 電話番号
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