会話サマリーAI電話「pickupon」導入事例
近年、リモートワークの普及が進む中で、企業の営業手法も変化を余儀なくされています。特に、手入力作業の煩雑さやCRMシステムへのデータ入力漏れが問題となるケースが多発しています。そんな中、株式会社キャスターが導入した会話サマリーAI電話「pickupon(ピクポン)」が注目されています。
株式会社キャスターの背景
株式会社キャスターは、2014年からリモートワークを導入し、現在では800人以上のリモートワーカーを擁する企業です。企業のバックオフィス業務をオンラインで支援するサービスを提供していますが、その中で営業業務の効率化を図る必要に迫られていました。
pickupon導入のきっかけ
キャスター社は、当初利用していたCTIツールに対して大きな問題を抱えていました。携帯番号を利用したCTIの導入を試みたものの、期待したほどの通電率向上は見られず、HubSpotとの連携に関する課題も浮き彫りになりました。ここでpickuponの導入が決定的な改善策となったのです。
特にHubSpotの取引ページへ直接コールログを反映できる機能が大きな魅力でした。このスムーズなデータ連携は、営業フローにおいて理想的に作用しています。
導入効果と業務改善
pickuponの導入により、料理のような手入力作業が不要になりました。このシステムにより、コール後の情報のHubSpotへの入力が自動化され、これまで作業にかかっていた時間を大幅に削減しました。これによって、業務スピードが飛躍的に向上しました。
また、コールの音声データが自動で記録されることで、リモートワークの際の情報共有が改善されました。実際の会話を確認できるため、トークスクリプトの遵守状況も管理しやすくなりました。
AIによる営業プロセスのデジタル化
「pickupon」はAIが電話での会話内容を要約し、テキストと音声形式で提供するサービスです。この機能により、営業チームは顧客との会話内容を負担なく共有できるようになります。これにより、入力漏れや業務のブラックボックス化が解消され、チームのナレッジが一元化される仕組みも整っています。
さらに、pickuponではMazricaやSalesforce、HubSpot、Google スプレッドシート、Microsoft Excel、Slackといったツールとも連携が可能で、さまざまなシステムと柔軟に組み合わせることができます。
まとめ
株式会社キャスターにおけるpickuponの導入は、ただ単に手入力を減らすだけではなく、営業業務の全体的な効率化をもたらしました。リモートワークの進展とともに、これからの営業手法はデジタル化がカギとなるでしょう。
興味がある企業の方は、pickuponの詳細をぜひご覧ください。公式ウェブサイトで、資料請求やサービスに関する問い合わせも受け付けています。