阪神淡路大震災からの教訓を学ぶセミナー
神戸国際大学にて、2025年1月12日(日)に「阪神・淡路大震災30年―ひょうご・神戸が学んだこと―」をテーマとした防災セミナーが開催されます。このセミナーは、地震や津波に対する備えを強化し、地域の防災意識を高めることを目的としています。
セミナーの詳細
セミナーは、神戸国際大学の経済学部教授である松崎太亮氏が講師として登壇します。松崎教授は、震災発生当日に神戸市広報課の職員として勤務しており、その際に記録した貴重な映像を基に、当日の神戸市内の被害状況や復興のプロセスを振り返ります。
-
講演名称: 第9回 神戸国際大学地震・津波に向けた防災減災セミナー
-
テーマ: 「阪神・淡路大震災30年―ひょうご・神戸が学んだこと―」
-
会場: 神戸国際大学2号館4階「ミカエルホール」
-
開催日時: 2025年1月12日(日) 13:30~15:00 (開場13:00)
-
入場料: 無料
-
お申込み: 申込み不要
防災救命クラブの活動
このセミナーは、神戸国際大学の学生団体「防災救命クラブ(DPLS)」の主催で実施されます。DPLSは、地域住民や学生たちの防災意識を高めるため、救急法講習や防災活動など多岐にわたる活動を行っています。
DPLSは2010年に設立され、その活動の一環として、過去数年来、年毎に異なるテーマで防災セミナーを実施しています。これまでのテーマには、「災害時の避難および避難所について」や、「Withコロナでの避難所運営」など、時代に即した重要な内容が取り上げられています。
過去のセミナーのテーマ
- - 第8回: 災害時の避難および避難所について (2024年実施)
- - 第7回: 阪神大震災後の医療の発展について (2023年実施)
- - 第6回: 災害時のグリーフケアについて (2022年実施)
- - 第5回: Withコロナでの避難所運営 (2021年実施)
- - 第4回: 災害時の医療支援について (2020年実施)
未来への備え
このセミナーでは、参加者が震災から得た教訓を自らの生活や地域にどのように活かすかを考えることが期待されています。特に、近年の自然災害が頻発する中、地域社会の連携や、個々の防災意識の向上は不可欠です。
参加者が共に考え、意見を交わすことで、このセミナーが地域の防災力向上に寄与することを目指しています。多くの方々の参加が期待されるこの機会を、ぜひお見逃しなく。