株式会社ファイテックは、この度、同社の投てき用消火用具が防災安全協会の「防災製品等推奨品マーク」を取得したことを発表しました。これは、令和6年能登半島地震など、近年増加している自然災害に対する防災意識の高まりを背景に、迅速かつ安全に火災に対処できる消火用具の重要性が特に注目されていることを反映したものです。この認定により、ファイテックの製品が高い信頼性を持つことが再確認され、多くの人々に安心して利用してもらえる環境が整いました。
防災製品等推奨品マーク取得の意義
ファイテックは「火災から一人でも多くの人命を守る」という理念を掲げ、消火製品の開発にフォーカスしています。本製品が防災安全協会の基準をクリアしたことで、消費者が安心して選択できる製品としての地位を確立しました。特に「防災製品等推奨品マーク」は、製品の品質、安全性、機能性が評価された結果として非常に価値のある認定となります。
ファイテック投てき用消火用具の特徴
今回推奨品として評価された「ファイテック投てき用消火用具」は、以下のような特徴を有しています。
1.
多様な火災に対応
この消火用具は、A火災(紙・木などの一般可燃物)、B火災(石油系可燃液体・半固体油脂)、C火災(電気機器周辺)に対応できるため、さまざまな状況での使用が可能です。特に、東京理科大学と中部大学の試験機関による評価を受け、汎用性の高さが証明されています。
2.
凍結防止機能
使用温度範囲が広い設計で、寒い地域でも凍結するリスクが少ないという特色があります。これにより、日本全国のさまざまな住宅環境において安心して使用することができます。(財)化学研究評価機構による調査結果もその優れた設計を裏付けています。
3.
安全な破損設計
万が一落下した場合でも、特有の刺激臭を持つアンモニアが発生しないため、周囲への影響を最小限に抑えることができます。この点も安全性の高い製品としての大きな特徴です。
防災安全協会の役割
防災安全協会は、防災・災害対策や安全管理に関する専門家集団で、2011年に設立されました。組織は「自助・共助・公助」に基づく防災意識の普及を目指し、各種の防災イベントやセミナーを実施しています。加盟団体には、全国災害ボランティア支援団体ネットワークなどがあり、地域を超えて防災意識の啓発に取り組んでいます。
ファイテックの今後の展望
ファイテックは、高品質・高性能な商品を開発し続け、火災から人命を守るための努力を怠りません。消火剤の研究開発に力を入れ、特に消火技術の革新に注力していく方針です。これにより、より多くの人々が安心して暮らせる社会を実現する一助となることを目指しています。ファイテックの製品は、消費者庁が定めたガイドラインを遵守し、透明性のある情報提供も行っています。今後とも、その技術力と製品信頼性を武器に、国内外でさらなる展開を図っていくことでしょう。