橋本町長、保寧市への表敬訪問を実施
2023年12月24日、茨城県境町の橋本正裕町長が韓国の保寧市を訪れました。これは大韓民国地方時代委員会からの招待を受けたもので、倉持功議長をはじめ、境町の関係者が同行しました。訪問の目的は、保寧市の金東一(キム・ドンイル)市長および市議会の関係者との親交を深め、今後の両市の交流促進を図ることです。
訪問初日は、まず世宗特別自治市で行われた講演を経て、保寧市に移動し、午後5時から保寧市役所で表敬訪問が行われました。参加者には、橋本町長、倉持議長、市観光協会長の野口氏、染谷議員、さらには韓国側の金市長や市議会議長の崔銀順(チェ・ウンスン)氏らが揃いました。
意見交換と相互理解の深化
表敬訪問中には、金市長が昨年10月に境町を訪問した際に暖かく迎えられたことを感謝し、今後もさまざまな分野での交流を希望していると述べました。また、韓国全体でも少子高齢化が進んでいる中で、境町の人口減少対策に興味を示しました。
一方の橋本町長も、金市長の招待に感謝の意を表し、さらなる経済や文化面での交流を求めました。特に、来年9月に開催予定の利根川大花火に市長らを招待したいと考えており、保寧市主催のマッド・フェスティバルにも参加する意向を示しました。
保寧市の魅力と今後の展望
保寧市はかつて炭鉱の町として栄えていましたが、今は観光地としての魅力を発揮しています。総面積568.2km²に人口95,772人(2023年時点)を有するこの市は、海水浴場やマッド・フェスティバルなど、多彩なイベントで年間約1,000万人の観光客を惹きつけています。市長は、保寧市の海産物が豊富で、日本でもぜひ味わってもらいたいとアピールしました。
この訪問を通じて、境町と保寧市の友好関係がさらに強化され、今後の実行可能なプロジェクトやイベントについても具体的な意見が交換されました。様々な分野での交友関係が、両市の発展に寄与することを期待しています。