「DL大樹」で行く会津ごころと出会う旅
概要
2025年の10月25日と26日に、東武鉄道の特別列車「DL大樹」が運行される。「DL大樹で行く会津西街道」と題したこの旅は、地域の人々と直接触れ合いながら、深い歴史と文化に触れる絶好の機会です。SL大樹等観光列車運行推進協議会が主催し、池田町、下郷町、南会津町と東武鉄道と共同で、新たな観光資源を生み出しています。
会津ごころとは
「会津ごころ」とは、会津人の気質を表します。これは、過去を未来へと繋げる「継承力」、何度でも立ち上がる「しなやかさ」、心を込めた「おもてなし」の精神を意味しています。旅を通じて、地元の人々との交流やおもてなしの中で、これらの精神を感じることができるでしょう。
特別運行の「DL大樹」
「DL大樹」はもともと日光と鬼怒川温泉間で運行されている観光列車で、特別に下今市から会津若松間を運行します。車内では南会津町の「会津田島祇園祭」の花嫁の同乗があったり、下郷町の郷土料理「しんごろう」の提供が行われたりします。また、会津若松駅では甲冑姿でのお出迎えもあり、旅に華を添えます。特に、10月26日に会津田島駅で開催されるマルシェでは、会津田島太鼓のパフォーマンスも楽しめます。
会津の魅力を体験
南会津町
このエリアの魅力は、豊かな水源と土地の特徴を生かした酒造りです。老舗酒造の会津酒造では、蔵人による酒造りの体験や日本酒のテイスティングが楽しめるため、参加者は地域の文化を存分に味わうことができます。
下郷町
かつて栄えた宿場町の大内宿では、茅葺屋根の家々が連なる美しい光景が広がります。ここでは普段目にすることができない茅葺職人による作業を見学したり、実際に茅葺体験を行うことが可能です。このような体験を通じて、地域の歴史と伝統に触れることができます。
会津若松市
また、会津若松市では、戊辰戦争の歴史を持つ鶴ヶ城を訪れます。新政府軍の猛攻撃に耐えたこの名城は、地元の歴史を深く知る専門家による特別なガイドを楽しむ機会も提供されます。普段は聞けない貴重な話を通じて、観光客は会津の魅力を再発見するでしょう。
旅行申し込み
本ツアーは、株式会社JR東日本びゅうツーリズム&セールスとクラブツーリズム株式会社が販売を行っています。詳細は各社のウェブサイトをチェックしてください。各種ツアーの内容はあくまで一例であり、参加者は地元の人々との交流を通じて、会津ならではの温かさや雰囲気を感じることができるでしょう。
忙しい現代社会から少し離れ、心温まる「会津ごころ」に触れるためのこの旅行は、心に残る特別な体験となることでしょう。ぜひ、日常では味わえないひとときをお楽しみください。