安曇野産夏秋いちご「あまあづみ」
2024-07-11 17:26:32

安曇野の新たなブランド誕生!夏秋いちご新品種「あまあづみ」が誕生

安曇野の新たなブランド「あまあづみ」誕生!



長野県安曇野市農業再生協議会は、夏秋いちご産地のPRのため、市内の生産農家が育成した新品種の夏秋いちごの名称を募集しました。1,255件の応募の中から選ばれたのは、安曇野市の小学校に通う原優真さん(10)が考案した「あまあづみ」です。

「あまあづみ」は、安曇野の豊かな自然と、夏場の冷涼な気候を生かして育まれた、甘みと香りが強い夏秋いちごです。

安曇野は全国有数の夏秋いちご産地



安曇野市は、北アルプスのふもとに広がる田園風景が魅力的な地域です。豊富な湧水を利用し、米やわさびの栽培に加え、20年ほど前から夏秋いちごの生産が盛んに行われています。

近年、夏秋いちごの生産は拡大しており、現在は47戸・6.4haの作付け規模を誇り、全国有数の夏秋いちご産地として知られています。

10年の歳月をかけ誕生した「あまあづみ」



「あまあづみ」は、市内の夏秋いちご農家・堀井勇司さん(43)が、10年の歳月をかけて開発した新品種です。大学時代に育種の技術を学んでいた堀井さんは、香り高く、甘みも強い夏秋いちごを目指し、品種改良を重ねてきました。

「あまあづみ」は、長野県が開発した夏秋いちごの品種「サマープリンセス」を片親に持ち、さわやかな甘みと香りの高さが最大の魅力です。ぷっくりとした円錐形で明るい赤色も特徴です。

「あまあづみ」が安曇野の新たなブランドに



安曇野の夏秋いちごは、市場での評価は高いものの、消費者の手に渡るころには「長野県産」となってしまい、「安曇野=夏秋いちごの産地」というイメージが定着していませんでした。

そこで、新品種「あまあづみ」の誕生をきっかけに、「夏秋いちご=安曇野」と広く知っていただき、市の新たなブランドとしてPRしていくために、名称募集を実施しました。

「あまあづみ」は、安曇野を連想しやすく、ひらがなで読みやすく親しみやすい、そして「あまみ」をPRできるという理由から選ばれました。

「あまあづみ」を味わえるお店



「あまあづみ」のデビューを記念して、安曇野市内の飲食店では、期間限定で「あまあづみ」を使ったスイーツを提供しています。

あづみ野菓子工房彩香(安曇野市穂高柏原4524‐4): いちごのショートケーキ、いちごのタルト、いちごのジェラート
なないろ農園(安曇野市三郷明盛2738): いちごとジェラート
* Re:Makes(安曇野市豊科5479-5): 農場直送のフレッシュいちごを使ったパフェやドリンク

安曇野市農業再生協議会のInstagram(@tsunagu_azuminoutoshoku)でも、「あまあづみ」に関する情報を随時掲載しています。

安曇野の新たな魅力を発信



「あまあづみ」は、安曇野の豊かな自然と、生産者の努力によって生まれた、安曇野の新たな魅力です。

「あまあづみ」を通して、安曇野の夏秋いちごの魅力を多くの人に知っていただき、安曇野の活性化に貢献していきたいと考えています。


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