地域貢献の新たな形、サクサが八戸市に寄付を実施

地域貢献の新たなロールモデル

近年、企業による地域社会への貢献が注目されていますが、その取り組みは多岐にわたります。そんな中、サクサ株式会社は地域貢献活動の一環として、青森県八戸市への企業版ふるさと納税を実施しました。この寄付活動は、サクサグループの一員であり、八戸市に本社を構えるサクサシステムエンジニアリング株式会社を通じて行われました。

この寄付には、2025年度のサクサ株式会社の株主総会において、議決権をインターネットで行使したことによる郵送費の削減分が含まれています。企業が持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化する中、サクサ株式会社は株主の皆様との連携も強化し、地域と深く結びついた活動を進めていることがうかがえます。

株主優待制度による地域への寄付

また、サクサ株式会社は2025年度から新たに導入した株主優待制度の一環として、八戸市への寄付や、地元特産品を扱う協同組合「八食センター」による商品選択を促しています。これにより、株主は地域貢献を実感しながら、地元の特産品を楽しむことができるのです。

2025年9月5日には、八戸市役所で感謝状贈呈式が開催されました。この式典では、八戸市長の熊谷雄一様から、サクサ株式会社の代表取締役社長、齋藤政利氏に感謝状が授与されました。市長からの感謝の言葉は、地域貢献の意義を強調し、企業と地域の関係の重要性が再認識される場となりました。

サクサグループの今後の展望

サクサグループは、今後も地域社会との強い連携を目指していく活動を進めていきます。企業版ふるさと納税や株主優待制度の活用を通じて、地域貢献の新たなモデルを示し、地域の魅力を高め、持続可能な社会を実現するための取り組みを推進していく予定です。

八戸市は青森県南部に位置し、商圏人口は約63万人にのぼる経済の中心地です。新鮮な食材を扱う「八食センター」は、年間250万人もの来場者が訪れる地域の「食のテーマパーク」としても知られており、観光にも最適のスポットです。このように、サクサの寄付活動は地域の魅力を引き出し、さらなる発展に寄与するものと期待されています。

このような企業の取り組みは、地域貢献の幅広い可能性を示すと同時に、他の企業にも影響を与えることが期待されます。サクサグループの活動は、地域社会との関係性を深め、持続可能な未来を築くための一助となるでしょう。