アドビが宮崎市ぎょうざ協議会とともに広報支援を強化

アドビと宮崎市ぎょうざ協議会の新たな連携が始動

2025年3月31日、アドビ株式会社が宮崎市ぎょうざ協議会と提携し、宮崎市の餃子ブランド強化に向けた広報支援を発表しました。東京都品川区に本社を置くアドビは、宮崎市内の餃子専門店や関連企業と協力し、地域の魅力を引き出す取り組みを始めます。

宮崎市の餃子について

宮崎市は、2020年から2024年の5年間にわたり、総務省の家計調査において餃子の年間購入頻度全国1位を誇る「餃子のまち」として知られています。そこで、宮崎市ぎょうざ協議会は、さらなるPR活動を望んでおり、会員全体での取り組みを強化すべく、アドビとの連携を決定しました。

デザインワークショップの実施

本連携の一環として、アドビ主催のデザインワークショップ「まちの広作室」が、2025年4月16日（水）にATOMICa宮崎にて開催されます。このワークショップでは、イラストレーター兼キャラクターデザイナーの北沢直樹氏と、宮崎在住のWebデザイナー・アートディレクター黒葛原道氏が講師を務め、参加者は「Adobe Express」を使ったデザインの基本とポスター制作を学ぶことができます。

ワークショップ概要

- 開催日時: 2025年4月16日（水）14:30～17:00
- 開催場所: ATOMica宮崎
- 講師: 北沢直樹氏（キャラクターデザイナー）、黒葛原道氏（Webデザイナー）
- 主催: アドビ株式会社

ワークショップを通じて、地域の事業者が自発的に広報を行う力を育むことを目指しています。

地域クリエイターの継続的サポート

さらに、宮崎在住の黒葛原氏が行う継続的なデザインサポートを仲介することで、地域のクリエイターたちが協力し、地域活性化に向けた一体感を生み出す計画です。宮崎市ぎょうざ協議会の会長、渡辺愛香氏は、「今回の取り組みを通じて、全国の皆さんに宮崎ぎょうざの魅力をより知ってもらえることを期待しています。」と語っています。

アドビの理念

アドビは「Creativity for all.」というミッションのもと、クリエイティビティが社会を変える力を持つと信じています。今回の取り組みにより、Adobe Expressを使った創造的な発信が実現し、地域の賑わいを促進することが期待されています。

「まちの広作室」について

「まちの広作室」は、店舗オーナーが広報物を簡単にデザインできるよう支援するプロジェクトです。これまでにも東京や福島県、鹿児島市など全国各地で開催され、多様な地域でのクリエイティブな課題解決に貢献してきました。

Adobe Expressについて

Adobe Expressは、ユーザーが簡単に魅力的なSNSコンテンツや販促物を作成できる無料のデザインツールです。最新バージョンには生成AI機能が搭載されており、安心して商業利用できるコンテンツの生成をサポートします。

宮崎市ぎょうざ協議会の目的

宮崎市ぎょうざ協議会は「餃子を新たな観光資源に」をコンセプトに、2020年に発足し、様々なPR活動を行ってきました。会員同士の協力や創造力の向上を基に、地域ブランドのさらなる強化を図っていく考えです。

アドビのデザイン支援により、宮崎市の餃子が全国に広がり、地域経済が活性化することが期待されています。