井上咲楽の発酵本
2025-11-01 19:12:31

井上咲楽、初の発酵レシピ本出版記念イベントが盛況に開催

井上咲楽さんの初の発酵レシピ集『井上咲楽の発酵、きょう何作る? 何食べる?』が10月31日に出版され、その記念イベントが11月1日にジュンク堂書店池袋本店で行われました。このイベントは、もともと200名の参加者を招く予定でしたが、応募が殺到したため220名に増やされることになりました。

発酵食品ソムリエの資格を持つ咲楽さんは、自身の料理に対する考えをエッセイ形式でまとめたこの本について、「発酵から料理に目覚めた」と語っています。これまでの活動の中で得た知識や経験をもとに、家庭でも手軽に作れるレシピを提供しています。

イベントでは、訪れた200名以上のファンに対して、一人ひとりにサイン本を手渡し、記念撮影を行いました。咲楽さんのファンたちとの交流も心温まるもので、来場者からは「咲楽さんのYouTubeを見て料理を頑張っています!」という声が上がるなど、和やかな雰囲気で進行しました。

井上さんは、栃木の実家で試作を重ねたと明かし、さまざまな年齢層の家族と共にレシピを調整したことに感謝を示しました。彼女のレシピ本には、塩麹やしょうゆ麹を使った料理が数多く紹介されていますが、それらは作るのも簡単で、素材をわずか4つに絞ったものも存在します。「気軽に作ってほしい」とのメッセージを伝えています。

本書では、井上さんが愛情をこめて実家で作ったレシピが50点以上収録され、料理レシピ本コンテストでの「ニュースなレシピ賞」受賞を果たすほどのクオリティです。特に注目される料理例としては、焦がし塩麹のオムライスや、鶏肉とれんこんの酒かすソイシチューなどが挙げられます。これらはシンプルながらも、素材の旨みを引き出す工夫が施されています。

焦がし塩麹のオムライスは、咲楽さんが妹たちからリクエストされるほどの自信作で、ケチャップと塩麹を組み合わせることで味が引き立ちます。また、鶏肉とれんこんの酒かすソイシチューは、酒かすを使用することで味わいが深まり、身体を温めてくれる優しいレシピです。さらに、酵素玄米にぴったりな簡単ドライカレーも紹介されており、発酵食材を上手に活用しています。

井上咲楽さんの初書籍は、ただのレシピ本ではなく、彼女の料理に対する情熱やライフスタイルが詰まった一冊です。ファンたちと笑顔とともに本書を通じて「発酵」の魅力を広め、心地よい食の時間を提供することが彼女の願いです。今後も彼女の動向から目が離せません。

【書籍概要】
タイトル:『井上咲楽の発酵、きょう何作る? 何食べる?』
発売日:2025年10月31日
定価:1,760円(税込)
頁数:164ページ
出版元:株式会社オレンジページ
著者:井上咲楽

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