懐かしの鉄道車両を振り返る『復刻カラーガイド2024-2025』が登場
イカロス出版株式会社は、航空・鉄道のメディア事業を展開する企業で、2024年9月28日に『鉄道車両 復刻カラーガイド2024-2025』を発売することを発表しました。この新刊では、全国に現存する約130種の復刻鉄道車両を詳しく紹介し、鉄道ファンや興味を持つ人々に懐かしい時代を再現する魅力を提供します。
鉄道車両の復刻カラーの背景
近年、様々な鉄道会社のアイディアによって、復刻カラーが次々と登場しています。これにより、1950年代から1980年代にかけての懐かしいデザインが再現され、まるで時間を遡るような体験を提供しています。本書では、各復刻カラーのデザインの元になった過去の形式や、懐かしさを感じさせるポイントについても詳しく解説しています。
巻頭特集とその内容
新刊の巻頭部分では、2024〜2025年に注目の復刻カラーを取り上げています。特に、毎日の貨物輸送に欠かせないJR貨物のEF65形2000番代と、1000番代ナンバーを使った昔懐かしいデザインの再現イベントについての詳しい情報が盛り込まれており、ファンにはたまらない内容となっています。また、しなの鉄道が発表した「プロジェクト115」では、115系の横須賀色が復活しました。
復刻の舞台裏とデザインの魅力
本書では、復刻カラーがどのようにして生まれたのか、その舞台裏を密着取材した内容も収載しています。例えば、しなの鉄道の工場での塗装変更作業に密着し、復刻カラーの過程を詳しく紹介します。新たな復刻カラーは昭和時代のデザインだけでなく、平成に誕生した車両のデザインも取り上げられています。
充実した内容と構成
本書は全3章に分かれており、それぞれJR、大手私鉄、地方私鉄で活躍する復刻カラーの車両が紹介されています。カタログ形式で各カラーの特徴や懐かしいポイントが掲載されており、見ているだけでも楽しい内容です。特に、カラーリングの歴史や、塗装だけでなく車番や社章等の復刻ポイントにも注目が集まっています。
書誌情報
『鉄道車両 復刻カラーガイド2024-2025』は176ページで構成され、定価は2,420円(税別2,200円)です。ISBN番号は978-4-8022-1477-3です。鉄道の歴史を追いかけるファンや、新しい発見を求める読者にとって、必見の一冊となるでしょう。
最後に
この『鉄道車両 復刻カラーガイド2024-2025』は、懐かしい鉄道の車両デザインを通じて、過去の物語を振り返り、未来へと繋がる新たな発見を提供してくれます。ぜひ、手に取ってその魅力を体験してみてください。