沖縄で繰り広げられた「アルティメットシューティング」
2025年7月20日、沖縄コンベンションセンター展示棟にて、初代タイガーマスクこと佐山サトルが提唱した新しい格闘技「アルティメットシューティング」の第1回大会が開催されました。このイベントは、佐山が1990年に提唱したSAボクシングを基にしたもので、打撃と投げ技、さらに特定の寝技のみが認められるというユニークなルールセットが特徴です。今回は、その大会の熱気と試合結果を詳しくお伝えします。
試合結果のハイライト
第1試合 85kg契約 (2分2R延長1R)
- - 選手: Tyvon (米軍截空道/GFCウェルター級王者) vs 剣・ホカフウ・モヤキ (ワイルドシーサー)
- - 結果: タイボンがKO勝利 (1R 0分55秒 レフェリーストップ)
この試合では、開始早々に剣選手が勢いよく攻めに出ましたが、GFC王者のタイボン選手が冷静にその攻撃を捌きました。続けざまに繰り出されたスーパーマンパンチによる連続攻撃が決まり、瞬く間に試合は終息。アルティメットシューティングの持ち味であるスピード感が際立った瞬間でした。
第2試合 フェザー級 (65.8kg) (2分2R延長1R)
- - 選手: TOMA (直心会TK68/元修斗環太平洋王者) vs Warren (米軍截空道)
- - 結果: 判定0-0 (延長判定 10-9)
この試合は互角の打ち合いが続き、両者の攻防が目を引きました。特にTOMA選手は、ドクターチェックを受けるアクシデントにも関わらず、冷静な判断で延長戦に持ち込みます。度重なる打撃とラッシュにより、最終的にジャッジの支持を得て勝利を収めました。
第3試合 ライト級 (70.3kg) (2分2R延長1R)
- - 選手: キャプテン☆アフリカ (総合格闘技道場コブラ会/修斗世界ライト級王者) vs Ernie (米軍截空道)
- - 結果: キャプテン☆アフリカがKO勝利 (1R 2分00秒 レフェリーストップ)
この試合では、キャプテン☆アフリカが見事なパフォーマンスを披露。強烈な柔道の投げ技とパウンドにより、一気に試合を制しました。その決定的な瞬間には、会場に集まった多くのファンが歓声を上げ、アメリカ応援団も盛り上がりを見せました。
大会の総括
「アルティメットシューティング」は、ただのスポーツに留まらず、格闘技の未来を感じさせるイベントとなりました。日本の修斗界のトップ選手たちと米軍格闘家の熱い戦いは、国境を超えた感動を呼び起こしました。軽快かつ分かりやすいルールによって、普段の格闘技観戦とは異なるエンターテインメント性を提供します。
今後、この「アルティメットシューティング」がシリーズ化され、さらなる発展を遂げることが期待されます。日本の格闘技界に新たな息吹をもたらすこの競技の行く末に、今後も目が離せません。イベントの主催はXBP株式会社で、公式サイトでは次回の情報も随時公開される予定です。
詳しい大会映像は、
こちらからご覧いただけます。
信じられないスピードと迫力を持ったこの新競技を、皆さんもぜひ応援してください!