ファンドクリエーショングループと京葉銀行の提携発表
株式会社ファンドクリエーショングループ(以下、当社グループ)は、株式会社京葉銀行との業務提携を発表しました。この提携は、当社が展開するトラックの「FC車両リース」事業に関する顧客紹介を目的としており、運送業界への支援を一層強化することを目指しています。
物流業界の現状と課題
現在、日本の物流市場は約29兆円と推定されており、その中でトラック運送事業は約7割を占める約19兆円に達しています。物流は社会の基盤として重要な役割を果たしており、今後もその必要性は増していくことでしょう。しかし、労働時間規制や高齢化に伴うドライバー不足、加えて燃料費の高騰など、運送会社が直面する課題も多岐にわたります。特に、保有車両数が200台以下の中小・零細事業者にとっては、これらの問題が深刻です。
「FC車両リース」事業の紹介
当社グループは、2022年から「FC車両リース」事業を開始しました。このサービスでは、運送会社が持つトラックを当社が買い取り、その後リースバックを行います。これにより、運送会社は資金調達を容易にし、キャッシュフローの改善が期待できるほか、財務状況の健全化にも寄与します。さらに、リース契約終了時にトラックを買い戻すことができるため、長期間にわたり自社の車両を使用し続けることができます。
提携の背景と今後の展望
今回の京葉銀行との提携は、千葉県に根ざした金融機関との初めての協力です。当社グループは、これまでに20以上の金融機関との提携を増やしており、リース対象車両の数は約2年間で500台を超えるまでに成長しました。提携の目的は、千葉県内における運送会社の支援を加速し、効率的な物流を実現することです。
この提携を通じて、当社グループは運送業界の更なる発展に寄与し、地域経済にも貢献することを目指しています。今後も運送業界のニーズに応じたサービスを提供し、金融機関との連携を強化していく予定です。
会社概要
株式会社ファンドクリエーショングループは、東京都千代田区に本社を置き、2009年に設立されました。アセットマネジメントやインベストメントバンク事業を行う企業グループで、代表取締役は田島克洋氏です。資本金は118億円に達し、安定した経営基盤を保ちつつ、事業拡大に努めています。
金融機関との連携を強化する中で、当社は運送業界の課題を解決するための具体的な取り組みを今後も続けていきます。運送業の隙間を埋め、業界全体の発展に寄与することを目指します。そして、今回の提携を足掛かりに、更なる成長を遂げることが期待されます。