新たに誕生したサイクルシップ・ラズリの魅力とその特徴

新たな航海のスタート: サイクルシップ・ラズリ

しまなみ海道の美しい景色とサイクリストの夢を結ぶ新しい船、『サイクルシップ・ラズリ』が誕生しました。この船の名称は、ペルシア語の「Lazuli」に由来し、青を意味します。古代より神聖な色として親しまれ、直観力や創造力を高めると言われる「青」をテーマにしています。

サイクルシップ・ラズリの命名の背景

「サイクルシップ・ラズリ」という名称には、しまなみ海道を代表する海と島々、そしてサイクリングロードを繋ぐ意味が込められています。サイクリストがこの地域の美しい景色を楽しみながら、快適に渡航できることを目指して名付けられました。さらに、ロゴマークにはそのコンセプトが色濃く反映されています。

船の特徴と定員について

サイクルシップ・ラズリは、乗客75名を収容でき、うち客室内は45席を完備。そのため、グループでの旅行にも対応します。また、約50台の自転車を積載可能で、サイクリストにとってはストレスフリーな移動手段となることでしょう。
このシップには「サイクルオアシス」と呼ばれる休憩スペースが設けられており、サイクリング途中に気軽に立ち寄れるようになっています。特にしまなみ海道などに多く存在するこの施設は、サイクリストにとって嬉しいサービスの一つです。

チャーター予約の開始

10月29日（月）からはチャーター船の予約受付が開始されます。家族や友人と特別なイベントや旅行を楽しむための絶好の機会です。詳細については、運航会社の瀬戸内クルージングに問い合わせることで確認できます。航行範囲やスケジュールについても問い合わせが可能です。

今後の運航予定

定期航路は、尾道から瀬戸田間にて、11月以降に運航が始まる予定です。このルートは、多くのサイクリストや観光客に親しまれることが期待されています。

体験クルーズの実施

デビューを前に、地域の魅力を発信するために体験クルーズが行われます。これは『サイクリングしまなみ2018』の協力を得て、地域の素晴らしさを伝えるプログラムです。詳細は販売サイト「せとうちエクスペリエンス」を通じて確認できます。

サイクルシップ・ラズリは、しまなみ海道の新たな魅力を引き出すための重要な存在になることでしょう。美しい海や島々を背景に、快適な旅を提供します。サイクリストだけでなく、観光客にも愛されるこの船の今後を楽しみにしたいところです。