AI活用のCDNサービス
2016-09-14 16:00:02

国内初!AIを活用した革新的CDNサービスが登場

国内初のAI活用CDNサービス



合同会社レッドボックスは、東京都世田谷区に本社を置く企業で、2016年10月10日から、国内初となる人工知能(AI)を利用した定額CDNサービスの提供を開始することを発表しました。このサービスは、特に高トラフィック環境においても、高速かつ安定したコンテンツ配信を実現するものです。

CDNの役割と課題



CDN(Contents Delivery Network)は、ユーザーが最も近いサーバーからコンテンツを配信するための手段です。最近では、特にソーシャルゲームや動画ストリーミングなどの大容量コンテンツに対して広く利用されています。しかし、従来型のCDNサービスでは、特定地域からのアクセス集中が発生した際に、配信が遅延する問題がありました。

AI導入による新サービスの特徴



レッドボックスの新しいCDNサービスでは、エッジキャッシュCDNの内部解析エンジンに人工知能を取り入れることで、急激なアクセス集中時でも、AIがリアルタイムで最適なサーバーロケーションを選定し、高速安定配信を実現します。

1. 最小遅延経路選定



AIは過去のアクセス履歴を学習し、今後のアクセス傾向やピーク時間を予測します。これにより、適宜負荷状況や遅延を考慮した最適なエッジロケーションの選定を行います。

2. リアルタイム・モニタリング



予測モデルを元に、データの転送が遅延する可能性が高い経路を特定し、その経路を避けて次に速い経路からの配信を行います。この機能により、ユーザーはストレスフリーでコンテンツを楽しむことができます。

ユーザーのニーズに応える柔軟な料金設定



レッドボックスは、顧客の多様なニーズに応えるために、定額料金の柔軟なカスタマイズを 提供しています。大容量のストリーミング動画を配信する場合、突発的なアクセスの増加に適切に対応する必要がありますが、従来のモデルでは予測が難しく、コストが高くなる傾向がありました。特にHTTPS配信において、追加料金が発生することも少なくありませんでした。

レッドボックスは、コンテンツ配信のプロフェッショナルチームとして、これらの課題を解決するために、自由度の高いCDNサービスを展開しています。今後は、AIによる学習データを活用して、サイト表示速度の向上やキャッシュヒット率の改善に向けた分析サービス(仮称:クイックアナリスト)も計画しています。

会社情報



合同会社レッドボックスは、2015年に設立され、CDNサービスやWEB高速化事業を展開しています。所在地は東京都世田谷区上用賀、小川勝久が最高経営責任者を務めており、公式ウェブサイトにはより詳細な情報が記載されています。顧客のコンテンツ配信を、低コストで安全にサポートし続ける姿勢が評価されています。

会社情報

会社名
合同会社レッドボックス
住所
東京都渋谷区松濤1丁目28−2
電話番号
03-6431-0076

トピックス(IT)

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