ゼネテック、SAP S/4HANA® Cloudで経営を変革
株式会社ゼネテックは、経営基盤を強化するため、SAPジャパンが提供するクラウドERPサービス「SAP S/4HANA® Cloud Public Edition」の採用を発表しました。この新システムは、2025年10月から稼働を開始します。
システム導入の背景
ゼネテックは、ソフトウェアとハードウェアを統合したシステムソリューションを提供し、3D-CAD/CAMシステムや災害時の位置情報共有アプリ『ココダヨ』など、幅広い事業を展開しています。これまでの成長を踏まえ、さらなるビジネスの拡大や迅速な意思決定を求め、強固な経営基盤を築くことが求められていました。
クラウドERPの導入
ゼネテックは、分散していた複数のシステムを一元化し、基幹データの統合を実現。販売管理、プロジェクト管理、在庫購買管理、財務会計などのデータを「SAP S/4HANA® Cloud Public Edition」に統合することで、情報がリアルタイムで連携される仕組みを整えました。これにより、月次決算の迅速化や損益の即時把握が可能になりました。
業務改革を推進した要因
注目すべきは、本プロジェクトが現場部門の自主的な業務変革に支えられている点です。各ビジネスチームは「自らの業務をSAP標準に合わせる」というアプローチを採用し、導入パートナーであるワンアイルコンサルティングと連携しながら、アドオンに頼らずに高い拡張性を持つシステム環境を構築しました。業務変更の必要性をしっかりと受け入れ、標準化と業務改革を同時に進める姿勢が伺えます。
強力なガバナンス
加えて、経営層がプロジェクトのリーダーシップを取ることも成功の鍵でした。ガバナンスが強化されることで、全社的な内部統制やデータの正確な連携が実現されています。特に、業務プロセスの標準化により、工数が削減されて透明性が高まったことは、今後のビジネス戦略においても大きなプラスです。
今後の展望
ゼネテックは、この新しい経営基盤をもとに、リアルタイムで企業の状況を把握し、部門横断でのデータ統合と可視化を強化します。これまでに得た知識とノウハウを活かし、製造業を中心とした顧客に対して業務分析やERP導入コンサルティングを提供することで、未踏の市場へと進出する計画を立てています。これにより、ERP領域のさらなる事業拡大を目指します。
まとめ
今般、ゼネテックが実現した経営基盤の強化は、企業にとって重要なマイルストーンです。システムの刷新によって業務の効率化が図られ、将来的な成長の基盤が整っていることは、今後の業界標準となる可能性を秘めています。お客様に提供するサービスをより高め、企業としての競争力を強化していくゼネテックの動きに今後も注目です。