語りの起点とは
2026-03-18 18:36:04

SoftBank Worldで示されたスピーチの「語りの起点」とは?

SoftBank Worldにおける「語りの起点」の分析



コグニティ株式会社は、東京・品川区に本社を構え、知識表現AIを用いて企業のコミュニケーションに関する課題を可視化するサービスを展開しています。最近、同社はSoftBank Worldでの孫正義氏のスピーチを年代別に比較する分析を行いました。この分析は、2013年、2016年、2021年、2025年のスピーチから得られたデータに基づき、スピーチの「伝える設計」を探求しました。

伝達設計の重要性



これまでコグニティは、CESやWWDCといった世界的なテクノロジーイベントにおいて「ライブの即興」と「収録のコンテンツ化」という二つの情報伝達手法の違いについて示唆を行ってきました。しかし、今回のSoftBank Worldでの調査では、話量や話すスピードといった数値で測れる指標からは説明しきれない重要な要素が浮かび上がってきました。

語りの起点の新たな軸



スピーチ内容の分析を進める中で、コグニティは「語りの起点」という新たな分岐軸を発見しました。この言葉は、スピーチが立ち上がる主な話題を指し、孫氏のスピーチが「人間と技術進化」という視点で組み立てられていることに気付きました。これは、CESやWWDCでのスピーチが「達成したい未来像からの逆算」によって展開されるのとは異なる点です。

特に、最近のスピーチでは「AIエージェントと人間・進化」のトピックが目立つようになり、過去には「コンピューターと未来の成長戦略」が主流であったことと対照的です。この変化は、語りのアプローチが単なる技術への言及に留まらず、より深い人間観や文明観を基にしています。

情報量の変化と焦点化



2020年以前の講演では、平均18,183文字の話量がありましたが、2020年以降は8,772文字と大きく減少しました。この結果から、単に情報を盛り込む戦略から、より焦点を絞った伝達方法にシフトしていることが示されています。同様に、指示語の使用頻度も減少し、説明よりも分かりやすさを重視した構成が見られます。

スピーチの設計に向けて



コグニティは、今後も企業が伝えたい内容を効果的に表現するための「伝達設計」と「語りの起点」を位置付けることが重要であるとしています。特に、スピーチが「世界観起点」なのか「目標起点」なのかという問いは、情報の届け方に多大な影響を与えることでしょう。これにより、企業は目的に合わせた最適なアプローチを選択できるようになります。

最後に



この分析を経て、コグニティは「伝わる設計」の重要性を再認識し、個別のニーズに応じた改善案を提示しています。興味がある方は、詳細な情報や分析レポートについてお問合せいただければと思います。これにより、企業のコミュニケーションをより効果的なものにする手助けを続けていく所存です。


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会社情報

会社名
コグニティ株式会社
住所
東京都品川区西大井一丁目1番2−208号
電話番号
03-4212-8445

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