伝統的工芸品の美を感じる、箱根のうちわギャラリーと夏の風鈴イベント

伝統的工芸品の美を体験！箱根・強羅で夏のイベント

箱根と強羅の美しい自然に囲まれた「佳ら久」では、伝統的工芸品である日本三大うちわをフィーチャーしたギャラリーを2024年9月30日まで開催しています。このイベントでは、千葉県の『房州うちわ』、京都府の『京うちわ』、香川県の『丸亀うちわ』の3つの種類を展示しており、各地の職人の熟練の技が光る美しい帽子形状が特徴です。

日本三大うちわとは？

日本三大うちわには、次の3つが含まれます。

- 房州うちわ：江戸時代からの歴史を持つこのうちわは、半円形の特徴的な「窓」が魅力です。多くは手作業で21の工程を経て作られ、ふんわりと風を運ぶ特性があります。
- 京うちわ：繊細で優雅なデザインが施され、扇子面と柄が別に作られているのが特徴です。職人の技が生きた美術品として、観光の土産物としても有名です。
- 丸亀うちわ：独自の技術で編まれており、形の多様性が大きな魅力となっています。47の工程を経て作られ、年間1億本以上が生産されるため、その人気は確かです。

このうちわたちは、無限のデザインが可能で、御贈答や自宅用など幅広い用途で大変重宝されています。また、うちわを用いた日常生活スタイルも提案されています。

夏の涼を感じる風鈴の音色

「佳ら久」では、ギャラリーの近くにあるロビーラウンジにて、小田原鋳物風鈴とみしま風鈴を吊るし、老人心癒す涼やかな音色を楽しめます。風鈴の音色は、訪れる人々に日本の夏の風情を届けてくれます。

幻想的な竹灯りで夜の散歩を

さらに、夕刻になると「水のテラス」と「森のテラス」で竹灯篭が灯されます。水面に映る幻想的な光景は、訪れる人々に都会の喧騒を忘れさせ、新たな癒しの場を提供します。この空間では、62の竹毬と16本の竹灯篭が美しく演出され、心地よい時間を過ごせます。

佳ら久の魅力に触れる

箱根の高級旅館「佳ら久」は、四季折々の美しさや地域文化を大切にしつつ、贅沢な宿泊体験を求める人々の期待にも応えています。和の趣を感じるロビーラウンジ、絶景の露天風呂、多彩な食事のメニューが魅力的で、訪れるたびに新たな発見があります。サステナビリティや地域貢献にも積極的で、訪れるゲストに愛される空間です。

この夏、ぜひ箱根・強羅のうちわギャラリーと風鈴の音色に包まれながら、涼やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。