熊本県八代市と長野県松川町のふるさと納税返礼品
モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービスが、2024年11月から新たなふるさと納税返礼品の提供を開始することを発表しました。熊本県八代市と長野県松川町という2つの地域から、特色ある商品が登場します。
熊本県八代市のふるさと納税返礼品
八代市には、モスフードサービスが関与する「モスファーム熊本」が存在し、地元の生産者とともに新鮮な野菜の安定供給を目指しています。特にトマトの生産に力を入れており、これらはモスバーガー店舗でも使用されています。近年では、環境負荷を減らすため、非食用米を使ったバイオマスプラスチック製のカトラリーの製造も行っています。
モスバーガー厳選規格外トマトのスパイシーチキンカレー
- - 内容:1袋180g×6袋入り
- - 寄付金額:13,000円
このカレーは、八代市産のトマトを使った豊かな風味が特徴です。熟れすぎたり、サイズが小さく通常の規格に合わないトマトが使用されており、これを無駄にせず、美味しいカレーとして利用しています。鶏肉や野菜に加え、厳選したスパイスを使い、独自のレシピで仕上げています。これにより、さっぱりとしながらもコクのある、飽きが来ないカレーが楽しめます。
申込方法と発送
申込は2024年11月11日から開始され、発送は12月上旬以降を予定しています。詳細は八代市の公式ウェブサイトで確認できます。
長野県松川町のふるさと納税返礼品
松川町は、豊かな森林資源に恵まれており、林業の振興を目指しています。未利用資源を活用し、地域密着型の取り組みを進めています。モスフードサービスは、松川町の林業振興に賛同し、協力協定を結んでいます。
森を育てるIDケース(間伐材使用)
- - 寄付金額:1個 15,000円
- - サイズ:7㎝×10㎝×1㎝
このIDケースは、間伐材の桜の木を使用しており、環境保全に寄与する特別なアイテムです。さらに、ストラップには、森林で害獣駆除された鹿の皮が使用されています。この商品を購入すると、松川町に苗木が一本植えられ、地域の緑を守る役割も果たします。モスバーガーのロゴデザインも、美しい仕上がりが特徴で、ウッドデザイン賞2024を受賞しました。
森からうまれたリルモスのピンバッジ(間伐材使用)
こちらはモスフードサービスのキャラクター「リルモス」をデザインしたピンバッジで、未利用間伐材を使っています。リルモスとハンバーガーのデザインから選ぶことができるため、ファンにはたまらないアイテムです。
申込方法と発送
松川町の返礼品も申込は2024年11月11日から開始されます。詳細については松川町の公式ウェブサイトで確認可能です。
新たな挑戦と環境への配慮
今回のふるさと納税返礼品は、モスフードサービスが社内公募コンテスト「Challenging 01」から生まれた取り組みの一環です。このコンテストは、ベンチャー精神を重視し、社員からの新たな事業アイデアを募るもので、多くの企画が提案されました。
また、モスバーガーはSDGs達成に向けた取り組みとして、持続可能な商品の提供を続けています。エシカル消費の需要と供給のマッチングを目指しており、地域の生産者との繋がりを深めることで、社会課題解決にも寄与しています。
このように、モスフードサービスは環境を考慮しつつ、美味しさと社会貢献を両立させるビジネスモデルを確立しようとしています。今後も地域と共に歩む企業としての姿勢が期待されます。