コワーキングスペースの挑戦
2023-12-26 10:30:02

コワーキングスペースの新たな挑戦、JCCOの未来と可能性

一般社団法人日本コワーキングスペース&コミュニティマネージャー協会(以下、JCCO)は、4月20日に仙台でのグランドオープンイベントを控え、注目を集めています。2023年6月に設立されたこの協会は、株式会社髙木ビル、エンスペース株式会社、株式会社funky jumpという3つの企業の協力により成り立っており、それぞれの企業が持つ知見や経験を活かして、コミュニティの形成と価値の創出を目指しています。

近年、日本の不動産市場では、コミュニティの重要性が高まっています。特に、東日本大震災や新型コロナウイルスの影響により、人々のつながりや地域コミュニティの在り方が見直されています。JCCOは、これらの社会的背景を踏まえ、コワーキングスペースを中心に、新たな価値創造の視点を提供します。

JCCOでは、コミュニティマネージャー向けにスキルを習得する機会を設けるとともに、広域な不動産オーナーにとっても収益向上のためのヒントを提供します。具体的には、コミュニティマネージャー育成プログラムや、毎月のオンライン勉強会を通して、実践的なノウハウを蓄積していく構えです。次回の勉強会は来年1月17日に予定されています。

日本国内のコワーキングスペースは、特に小規模なものが多く、グローバルな成功例を参考にした新たなビジネスモデルの導入が求められています。例えば、海外では2,000平米以上の大規模ワークスペースが増えており、これに伴い多種多様な新しいビジネスが展開されています。JCCOは、こうした成功事例を基盤にした取り組みに焦点を当て、国内のワークスペースの運営を支援します。

コミュニティ形成における中心的な役割を担うのが、コミュニティマネージャーです。JCCOは、彼らのスキルを向上させるための講座や研修を充実させ、認定を受けたマネージャーたちによるネットワーク形成を促進します。これにより、コミュニティの持つ潜在能力を引き出すことを目指しています。

髙木ビルの代表取締役でありJCCOの主導者でもある髙木秀邦氏は、「不動産の価値は利用者の想いとそこに生まれるコミュニティにこそある」と語り、コミュニティの力を信じる姿勢を表明しました。JCCOは、コミュニティが人々の生活やビジネスに与える影響を最大化し、全体としての経済を活性化させることを目的としています。

エンスペースとfunky jumpもそれぞれの得意分野を活かしながら、地域におけるコミュニティの重要性を再認識し、持続可能な成長を目指します。特に、青木雄太氏が率いるfunky jumpは、全国のコワーキングスペースにおける成功事例を学びつつ、コミュニティマネージャーの地位向上に取り組んでいます。

このように、JCCOの活動はただのコワーキングスペースの運営に限らず、地域や業界全体の発展に寄与します。2025年度には国際カンファレンスが計画されており、日本と世界のコワーキングコミュニティを結ぶ重要な場となるでしょう。

JCCOのオープンイベントやプレ講座に興味がある方は、公式サイトを通じて最新情報をチェックしてください。コミュニティの力を信じ、新たな価値創出の舞台で活躍する人材の育成に寄与するJCCOの活動を、これからも広く伝えていきたいと思います。

会社情報

会社名
一般社団法人日本コワーキングスペース&コミュニティマネージャー協会
住所
東京都港区麻布十番2-20-7BIRTH LAB
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。