東京都北区、生成AIを活用した電話応対の実証を開始
東京都北区では、行政サービス向上を目的に、生成AIを利用した電話応対の実証実験を実施することが決定しました。このプロジェクトは、株式会社GROWTH VERSEが同グループの株式会社電話放送局と連携し、区民からの問い合わせに対するAIによる効率的な応対を実現することを目指しています。
実施背景
北区では、「行政のあらゆる場面でのAI活用」をスローガンに、さまざまなAI技術の導入を進めています。特に、区民からの電話問い合わせに対して迅速かつ的確な応対が求められていますが、現在の業務形態では、電話が混雑する時間帯や夜間・休日において対応が難しい状況が続いています。そこで、AI技術を活用し業務の効率性を高めるために、情報提供依頼(RFI)を実施した結果、電話放送局が選定されることとなりました。
実証実験の概要
この実証実験は、2026年10月から開始される予定で、協定は2027年3月31日まで有効です。対象となるのは戸籍住民課と北区清掃事務所で、主に電話対応を行います。24時間365日の対応を予定しており、「DHK CANVAS エージェントプラン」を活用して、AIが区民の質問を聞き取り、公式情報に基づいて回答します。
AIで対応しきれない場合は、職員への引き継ぎが行われる仕組みも整えています。また、要望があれば従来通り人間の職員と直接通話ができるため、利便性が高まります。
実証の重点検証事項
本実証においては、電話放送局がシステム構築から運用、職員研修までを担当し、北区がFAQの提供を行います。検証内容としては以下の点が挙げられます:
- - 職員の事務負担の軽減
- - 区民サービスの向上
- - 対応品質の均一化
- - 問い合わせ対応の利便性の向上
取り組みに向けたパートナーシップ
電話放送局は1978年に設立され、40年以上にわたり電話自動応答サービスを提供してきました。その専門性とGROWTH VERSEのAI技術を融合させることで、自治体におけるサービス向上へ貢献することが期待されています。
最近では世田谷区や倉敷市などの他地域でもAI自動応答システムの導入が進んでおり、この実証が成功すれば、今後の展開にも注目が集まります。
DHK CANVASの特徴
「電話業務を革新するノーコードAIエージェント」というコンセプトのもと、DHK CANVASは高い精度の自動対話を実現するサービスです。業務の効率化とともに、顧客対応の改善にも寄与しています。詳細は公式サイトで確認できます。
サービスサイトはこちら
会社情報
GROWTH VERSEは、データとAIを組み合わせて企業の成長を支援することをミッションに掲げ、様々な領域のサービスを展開しています。実績に裏打ちされた技術とノウハウで、自治体のDX推進に貢献していく姿勢が見えます。
株式会社GROWTH VERSEの公式サイト
この取り組みは、今後の行政サービスの形を大きく変える可能性があり、AI技術がどのように公的な分野で活用されるのか、大いに注目です。