サイバーエージェントが運営する縦読み漫画スタジオ「STUDIO ZOON」
株式会社サイバーエージェントが新たに立ち上げたコンテンツスタジオ「STUDIO ZOON」が、オリジナルの縦読み漫画を週刊連載することが決定しました。この連載は2024年2月7日に始まり、同時にAmebaマンガにて全10作品が独占先行で配信されます。現在、各作品とも2話分が無料で楽しめるとのことです。
縦読み漫画は、韓国や東アジアだけでなく、ヨーロッパやアメリカでも人気が高まっている新しいマンガスタイルです。最近の調査によると、2022年の市場規模は約37億ドルを超え、2029年には270億ドルまで成長する見込みです。これは縦読み漫画が巨大なコンテンツ産業になりつつあることを示しています。
「STUDIO ZOON」のコンセプト
「STUDIO ZOON」は「つくる人も、かく人も、読む人も楽しい」という理念のもと、作家を最も重視しています。他のスタジオとは異なり、原作・ネーム・作画といった工程を細かく分業するのではなく、社内に編集チームや着彩チームを設けて、週刊連載という制作システムを構築しています。この新しいアプローチが、クリエイターと読者の両方に新しい体験を提供することを目指しています。
新アプリ「ZOON」の開発
さらに、2024年7月には新しい縦読み漫画アプリ「ZOON」がリリースされる予定です。すでに、利用希望者に向けたクローズドβ版の配布も開始しています。このアプリは、STUDIO ZOONの作品を手軽に楽しむための新たなプラットフォームとなるでしょう。利用には審査が必要ですが、誰でも申請が可能です。
タイトル紹介
STUDIO ZOONで展開される10の作品は、さまざまなジャンルを取り揃えています。たとえば、パニックホラー『生まれてきてくれて、ありがとう』や、心温まるラブストーリー『運転手とCEOが結婚する話』、痛快ガンアクションの『MQ』など、多彩な物語が楽しめます。各作品には独特の魅力があり、若い世代から大人まで幅広い読者に訴求できる要素を持っています。
作品例とリンク
- - 『生まれてきてくれて、ありがとう』: 元機動隊員が恐怖の逃亡を始めるパニックホラー。$こちらから
- - 『運転手とCEOが結婚する話』: 不器用な青年と有能なCEOのもどかしいラブストーリー。$こちらから
- - 『MQ』: 両親を失った少女が復讐のために立ち上がる。$こちらから
今後の展望
「STUDIO ZOON」は、今後も様々な新しい作品を投入し続け、読者に驚きと感動を提供することを目指しています。サイバーエージェントは、最新の技術とノウハウを駆使して、世界中のマンガファンから愛されるコンテンツを生み出すことに全力を注いでいます。皆さんもぜひ、この新しい縦読み漫画の世界を体験してみてはいかがでしょうか。