松山恭助選手が紫綬褒章を受章
株式会社JTBに所属するフェンシング日本代表の松山恭助選手が、令和6年秋の紫綬褒章を受賞しました。この栄誉は、科学技術や学術、スポーツおよび芸術文化の分野において優れた功績を残した方々に与えられます。
松山選手がこの栄誉を受けた理由は、2024年のパリオリンピックにおける男子フルーレ団体戦で、史上初の金メダルを獲得したこと。彼のこの偉業により、フェンシング界に新たな歴史が刻まれました。
松山選手からのコメント
受章に際し、松山選手は「この度は、栄誉ある紫綬褒章を受章し大変光栄に思っております」とコメントを寄せました。今後もみなさまへの感謝を忘れず、JTBの社員として社会へ貢献できるよう努力し、フェンシング競技のさらなる発展を目指したいとしています。
松山恭助選手のプロフィール
- - 競技種目: フェンシング男子フルーレ
- - 年齢: 27歳
- - 出身地: 東京都
- - 学歴: 早稲田大学卒業
- - 所属: 株式会社JTB
松山選手は4歳から地元のフェンシングクラブで競技を始め、5年生で初めて日本代表に選ばれます。その後、東亜学園高等学校に進学し、インターハイで3連覇を達成。早稲田大学進学後も彼の活躍は続き、世界ジュニア選手権やユニバーシアードでの優勝など、数々の国際大会でメダルを獲得しています。
現在、男子フルーレナショナルチームのキャプテンを務め、東京2020オリンピックでは団体戦で第4位を記録。その後も、2023年の世界選手権ミラノ大会では金メダルを獲得し、個人戦でも銅メダルを手にしました。続けて、2024年6月のアジア選手権では個人戦にて金メダルを獲得し、パリオリンピックに向けてますます期待が高まっています。
JTBのサポート
JTBは松山選手と2019年4月からスポンサー契約を結び、2020年には社員契約も開始。松山選手の活動を全力で支援しています。JTBは「みる」「する」「ささえる」の3つの要素を通じて、スポーツの持つ価値や魅力の普及にも取り組んでおり、アスリートの活躍を通じた感動を提供することに力を入れています。
今後の松山選手のさらなる活躍に期待し、彼の挑戦を見守りたいと思います。受章のニュースは、スポーツ界にとっても大きな励みとなることでしょう。