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知床小型観光船協議会がクラウドファンディングを開始

知床地域は、美しい自然景観と豊かな生態系を誇る世界自然遺産です。その中で、ウトロ地区の観光船運営会社4社が「知床小型観光船協議会」を結成し、環境保全と観光振興を目指してクラウドファンディングに取り組むことを発表しました。このプロジェクトは、観光船業界が新型コロナウイルスの影響で直面した厳しい現状を克服するためのもので、皆様の支援が必要です。

知床の観光船業界が抱える困難

知床は、東側の「羅臼」地域と西側の「ウトロ」地域に分かれた美しい半島です。協議会に加盟するのは、以下の4社です。

• - 知床クルーザー観光船ドルフィン（有限会社ホワイトリリー旭川）
• - ゴジラ岩観光（有限会社丸は宝来水産）
• - 知床遊覧船（有限会社知床遊覧船）
• - 知床世界遺産クルーズFOX号（有限会社フォックス）

新型コロナウイルスの影響で、特に観光シーズンである5月から9月下旬までの短い期間に、大幅な運航自粛と予約の減少が続いています。実際には6月の予約は前年同月比で95%減少し、7月も77%、8月は80%減少するという危機的な状況にありました。この影響を受け、非常に厳しい資金繰りが迫られています。

クラウドファンディングの目的と内容

知床小型観光船協議会は、それぞれの企業が集結し、共同でこの現状打破を図るためのクラウドファンディングに挑戦します。プロジェクトの実施期間は2023年7月1日から8月16日までの47日間で、掲載は「CAMPFIRE」プラットフォームで行われます。

リターン内容は多岐にわたり、合計11種類のプランが用意されています。
1. お礼メール（1,000円）
2. 知床限定グッズ（2,000〜6,000円）
3. 知床産の海産物詰め合わせ（15,000円）
4. 観光船6年間乗り放題チケット（36,000〜150,000円）
5. 船舶広告掲出（300,000円）

特に観光船の乗り放題チケットは非常に魅力的で、ご家族と共有しながら6年間利用することができる長期プランです。このプランで、知床の絶景をより身近に体感できます。

キャンペーンの意義と今後の展望

知床は自然環境を守るために観光業が重要です。私たちは、観光を通じて地域の文化や自然を守りたいと考えています。このプロジェクトが成功することで、将来的には知床のさらなる魅力を発信できると期待しています。

支援者の皆様には、特別な体験を提供し、知床の美しい自然をより多くの人々に楽しんでもらえるよう、協議会一丸となって取り組んでいきます。ご協力いただける方は、ぜひリンクからクラウドファンディングページを訪問してください。

クラウドファンディングページはこちら

組織概要

知床小型観光船協議会は2006年に設立され、観光船の運航とともに、海上の安全を守るための訓練や情報共有を重視しています。努力を続けることで、知床の観光資源を守り、未来に残していきたいと考えています。

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