建設現場の未来を切り開くSynQ Remote
株式会社クアンド(福岡県北九州市)は、2025年7月30日から8月1日まで東京ビッグサイトで開催される「産業DX総合展【建設・建築DX EXPO 2025 夏 東京】」に出展することを発表しました。その目的は、建設現場で直面する移動負担や指示書作成業務の効率化を提案することです。新たなコミュニケーションツール「SynQ Remote(シンクリモート)」を通じて、現場の働き方を大きく変える可能性を秘めています。
出展情報
- - 展示会名: 産業DX総合展【建設・建築DX EXPO 2025 夏 東京】
- - 日程: 2025年7月30日(水)~8月1日(金)10:00から17:00
- - 会場: 東京ビッグサイト東7ホール【ブース番号:W08-62】
- - 公式HP: 産業DX総合展公式サイト
この展示会では、SynQ Remoteがいかにして建設現場の効率的な運営を実現しているのか、具体的な活用事例を紹介します。特に注目すべきは、調査、施工管理、検査という各工程における時間削減の方法です。
施工管理における革命
出展ブースでは、特に施工管理に焦点をあて、移動や指示書作成にかかる時間を減らす方法を詳しく説明します。例えば、株式会社中電工による事例では、電話でのやりとりが原因で誤解や誤施工が増えていた問題を、SynQ Remoteの導入により解決しました。
中電工では、現場の若手社員にリアルタイムで指示を出すため、ビデオ通話の機能を大いに活用しています。具体的には、映像上にポインタで作業箇所を示すことで、上司や先輩社員が現場に足を運ぶ必要がなくなり、毎月40時間もの移動時間を削減しました。これにより、若手社員は自信を持って作業できるようになり、再手直しの数も減少しました。さらに、撮影した画像をそのまま報告資料として利用できるため、記録業務の負担も大幅に軽減されています。
技術の集約と省人化の実現
SynQ Remoteは、現在の建設現場が抱える労働力不足の問題を解決するための新しいライフラインとなります。このツールにより、移動せずとも指示や記録が行えるため、高品質かつ省人化された新しい建設業の形を作り出すことが期待されています。クアンドは、現場に特化したビデオ通話ツールの開発を通じて、技術者不足や労働力不足といった日本が抱える社会問題の解決を目指しています。
企業概要
クアンドは、「地域産業・レガシー産業のアップデート」をミッションに掲げ、2017年に設立されました。2020年11月にはSynQ Remoteをリリースし、経済産業省のスタートアップ支援プログラム「J-Startup2023」にも選定されています。これからも注目される企業として、自社の技術を活かし新たな業界のスタンダードを築いていくことでしょう。
詳細な製品情報は、
公式サイト および
製品紹介ページをご覧ください。