DNPアートコミュニケーションズが文化振興賞を受賞
大日本印刷株式会社のグループ会社であるDNPアートコミュニケーションズが、公益財団法人西洋美術振興財団が主催する第19回西洋美術振興財団賞「文化振興賞」を受賞しました。この賞は、国内の西洋美術の振興に寄与した優れた活動を顕彰するもので、DNPアートコミュニケーションズのデジタル技術を活用したアートビジネスの取り組みが高く評価されました。
受賞対象となった取り組み
DNPアートコミュニケーションズの受賞に至った具体的な取り組みとして、以下の2つが挙げられます。
1.
Image Archives(イメージアーカイブ)
国内最大級の美術作品画像データ貸出サービスである「Image Archives」は、多くの美術館や博物館、大学などと提携し、美術作品や歴史資料の画像データを提供するサービスです。出版や放送、広告など、さまざまなメディアでの活用が可能な圧倒的なコンテンツを揃えており、幅広い分野で利用されています。
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2.
artscape(アートスケープ)
1995年に始まった「artscape」は、美術館・博物館と一般の人々を結ぶためのメディアです。日本全国の美術館や展覧会、ギャラリーの情報を配信し、生活者と美術館・博物館とのコミュニケーションの機会を提供しています。このサイトを通じて、多くの人々がアートに触れる機会を得られるよう取り組んでいます。
artscapeウェブサイトはこちら
西洋美術振興財団賞の意義
西洋美術振興財団は1995年に設立され、西洋美術の振興を目的とした様々な活動を行っています。その一環として2006年に設けられた「西洋美術振興財団賞」は、過去2年間に行われた西洋美術関連の展覧会などを対象に、理解促進や文化交流の貢献を評価する賞です。この受賞は、DNPの取り組みがいかに重要であるかを示しています。
DNPグループの文化に関する活動
DNPグループは、心豊かな暮らしを実現するために、様々な文化活動を展開しています。特に「Print & Information(印刷と情報)」という独自の技術やノウハウを活用し、これまでにない新しい文化体験の提供を目指しています。DNPアートコミュニケーションズは、企業のプロモーション活動に美術作品の画像データを提供するなど、デジタル技術を駆使しながらビジネスにおけるアートの活用を推進しています。
DNPアートコミュニケーションズは、今後も文化振興に貢献する活動を続け、さらに多くの人々にアートの魅力を届けていくことでしょう。